サムエル記第二23章 「聞きもらさずに」

「ダビデは切に望んで、「だれかが私に、ベツレヘムの門にある井戸の水を飲ませてくれたらよいのだが」と言った。」サムエル記第二23:15

くぅ~ママのちょっと一言
ダビデがサウル王に命を狙われ、逃亡していた時の出来事です。3人の勇士は主君の言葉を聞き漏らしませんでした。それは不可能と思われるようなことでしたが、あきらめることなく、その言葉を最優先し、主君に尽くしました。その結果それは最高の用いられました。
犠牲をも喜んで引き受けて、神に従うことができるような、自分中心の生き方から神中心の生き方に変えられたいと願います。そのような者を神は祝福の内に入れてくださいます。

聖書要約
ダビデの最後の言葉
ダビデの最後の言葉、イスラエルの麗しい歌。
「主の霊はわたしに語りかけられた。神に従って人を治める者、神を畏れて治める者は太陽の輝き出でる朝の光。輝かしい王権は神との契約によって保護されている。悪人はすべて刈り取られる」と。
ダビデの勇士たち
以下は3人の勇士の武勲です。イシュバアルは一槍で800人を突き殺しました。エルアザルはぺリシテの戦いで固く握った剣がそのまま手について離れなくなってしまうほどの活躍でした。シャンマは同胞たちが逃亡した後も一人踏みとどまり、ぺリシテ人を打ち殺しました。神はこの時も大勝利を治めさせてくださいました。また30人かしらの3人がアドラムの洞窟にいるダビデを尋ねた時のこと、「ベツレヘムの城門の傍らにある井戸の水を飲ませてくれるものがあればなあ」というダビデの言葉を耳にした3勇士は、敵の陣営を突破して水を汲みダビデに持ち帰ったのです。ダビデはその水を主に注ぎ、決して飲む事はしませんでした。
(その他アビシャイ、ベナヤ他37名の勇士の名が連ねられています。)