歴代誌第一18章 「行く先々で勝利!」
「主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。」歴代誌第一18:13
くぅ~ママのちょっと一言
ダビデは勢力をどんどん拡大していきました。その理由が書かれています。それは「主がダビデの行く先々で勝利を与えられた」からなのです。そして戦勝の品々や貢物を聖別して、ダビデはその子ソロモンが神殿を建てるための準備を着々と進めていいきました。もしダビデが勝利につぐ勝利に酔いしれ、私利私欲のための戦いをするようになってしまったら、神はダビデから勝利を奪われたと思います。ダビデの人生は神の栄光をあらわすことに集中していました。そんなダビデのその信仰を神は認めてくださり、ダビデの子孫を祝福してくださったのです。私たちも神に栄光を帰すことに集中して生きていきたいと思います。
聖書要約
ダビデの戦果
ダビデはペリシテを討ち、ガドとその周辺の村落を奪いました。またモアブも討ち、隷属させました。次にハマト地方のツォバにも勝利します。ツォバに加勢したダマスコのアラムも討ち、アラムに守備隊を置き、隷属させました。神はダビデに、行く先々で勝利を与えられました。また金の盾を奪いエルサレムに持ち帰り、また奪い取った大量の青銅で祭具を造りました。ハマトの王トウから戦勝の祝いにと金、銀、青銅など様々な品が届きました。こうして戦利品やダビデに隷属した諸国の貢物、また祝いの品など金、銀、青銅がダビデの下に集められました。ダビデはこれらのものを神のために聖別しました。エドムにも勝利し、全エドムを支配下に置きました。
ダビデの重臣たち
ダビデは全イスラエルを支配し、裁きと恵の業を行いました。軍の司令官ヨアブ、ヨシャファトは補佐官、ツァドクとアビメレクは祭司、シャウシャは書記官、ベナヤはクレタ人とペレティ人の監督官、ダビデの息子らは王の側近として仕えました。