ヨブ記37章 驚くべきみわざ

「私たちが見出すことのできない全能者は、力にすぐれた方。」ヨブ記37:23

くぅ~ママのちょっと一言
エリフは前章から神の偉大さを自然界に繰り広げられる季節ごとの変化から示し、人間が如何に小さい存在かを語っています。本当に自然を前に私たちは無力を認めざるを得ませんし、またその自然から多くの恩恵を受けています。科学万能という言葉がもてはやされる時代を生きている私たちですが、科学が万能でないことに気付き始めた昨今ではないかと思います。自然を前に謙虚になり、また自然と調和を持って生きていく心を持ちたいです。そしてその中にある神のみ手の業に思いを馳せたいと思います。

聖書要約
エリフの言葉です。
私の心はおののく。神の声である雷の音を聞け。稲妻と雷鳴が神の威厳を知らせる。神が雪や夕立、豪雨を地上に降らせると人々は仕事の手を休め野獣は洞穴に避難する。神が息を吹きかけられると川が凍り、神が雲に水分を含ませると、雲は稲妻を撒き散らし、地を行きめぐる。これらの変化は神の懲らしめであり、大地のためであり、我々に恵みを与えるためなのだ。ヨブよ、よく聞け。神の驚くべきみ業をよく見て考えてもらいたい。神は自然界をどのように支配されているのか我々は知らないし、我々は神のように行う事はできない。そして我々は神を見ることも近づくこともできない。法廷で神と争うようなことをしてもどうにもならないことなのだ。人間の知恵は神には無価値なものなのだから。