エレミヤ書40章 排除するのではなく


「そんなことをしてはならない。あなたこそ、イシュマエルについて偽りを語っているからだ。」エレミヤ書40:16

くぅ~ママのちょっと一言
エレミヤがラマで解放される所は39章の少し前の出来事です。
近隣諸国へ亡命していた人たちの中にはバビロンに仕えることを勧めるゲマルヤを快く思っていない人が当然いたことでしょう。そんな中で暗殺のうわさが出てきます。
自分と考えの違う人を排除したいという思いが心の中にあります。しかし考えの違う人とも友好的に接することが出来たらどんなに幸せかと思います。お互いにストレスにならない距離感を保つことや、主が愛しておられる一人であるという点に目を向けて仲良く、足らないところを補い合うつもりで接していけたらと思います。

聖書要約
エレミヤの釈放
バビロンの親衛隊長はエレミヤをラマまで連行し、そこでエレミヤを釈放しました。「あなたの神さまは預言通り、この国に災いを下されました。あなたたちが罪を犯したからです。さあ、私はあなたの鎖を解きます。バビロンに来るのもよし、エルサレムに残るのもよし。あなたがいいと思うことをしなさい。」と言いました。親衛隊長はエルサレムのゲダルヤの元にいくというエレミヤに食料と贈り物を与えました。
ゲダルヤの働き
バビロンの王はエルサレムに残った貧しい人たちをゲダルヤに治めさせました。亡命していた人たちが近隣からゲダルヤの元にやってきました。ゲダルヤはその人たちに「バビロンに仕えたら、何もかもうまくいきます。好きな町に住み、収穫をしなさい。」と話したので、その人たちはエルサレムに戻ってきました。
ゲダルヤの暗殺
そのうちの一人ヨハンナがゲマルヤの所にやってきて、アンモンの王はイシュマエルにゲマルヤを暗殺させようとしていることを進言しました。そしてイシュマエルを殺す役を買って出るですが、ゲマルヤはそれを留めます。