ヨハネの黙示録15章 主の民を救われる主

「彼らは神のしもべモーセの歌と子羊の歌を歌った。」黙示録15:3

くぅ~ママのちょっと一言
ヨハネが見たガラスの海のようなものは神の怒りの火を表します。またモーセの出エジプトを象徴する天の紅海であるとも言われています。その前で歌われたのが、小羊の歌と出エジプトのモーセの歌(出エジプト15)です。モーセの歌はイスラエルの民が紅海を渡り、エジプトの軍勢から勝利し、これから神の約束の地への旅が始まる時に歌われた歌です。モーセが紅海を前に歌った賛美、また天での最後の災いを前に歌われた讃美を思いだし、私たちも困難を前にしても、恐れずにしっかり立って私のために行われる主の救いを体験したいと思います。
恐れてはいけない。しっかり立って今日、あなた方のために行われる主の救いを見なさい(出エジプト14:13)

聖書要約
最後の七つの災い
わたしはもうひとつの大きな印を見ました。最後の7つの災いを地上に下す任務が7人の天使に与えられたのです。こうして神の怒りが頂点に達しました。
わたしの目の前に火とガラスの海のようなもの広がっています。そのほとりには獣とその像とその名を表す数字に打ち勝った人々が神の竪琴をもってモーセと小羊イエスへの讃美を歌っていました。「①神のみ業は偉大である。②神の道は正しく、真実である。③神のみ名を畏れずたたえない人はいない④神の裁きが明らかになった」と。この後、わたしが見ていると、天の幕屋の神殿が開かれ、7人の天使が7つの災いを持って現れます。天使は輝く衣をまとい、胸に金の帯をしていました。すると4つの生き物のひとつが神の激しい怒りで満たされた金の鉢を7人の天使にひとつずつ渡します。聖所には神の栄光と力とから立ち上る煙が一面に漂い、7つの災いが下し終えるまでそこには誰も入ることが許されませんでした。