日本助産学会学術集会

2021年3月20日、21日と開催されている日本助産学会学術集会。今回はWEB学会となりました。私は今日の午後、シンポジュウム3の「予期せぬ妊娠から始まるいのちのケア」とのテーマでシンポジストとして、小さないのちのドアの働きを助産師さんたちに聞いていただきました。たしか参加者は300名を超えていた方に思います。

発表の後「病院で働く助産師としてできることはあるか」とご質問を頂きました。私は「特別養子縁組や妊娠後期まで未受診の方がお産に来られたときには『育てることもできないのに』とか『こんな時期まで未受診なんて』という目で見ずに、大変な事情の中よくいのちを守ってくれたね。お腹で育てることやお産はあなたにしかできないこと。よく頑張ったね。一つのいのちをこの世に生み出したのだから自信をもって生きていったらいい」そのような思いでケアをしてあげてほしいと答えました。すべてのいのちを肯定するのが助産師の役目ですから。

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