レビ記3章 「主のみ前での愛餐」

「あなたがたは、いかなる脂肪も血も食べてはならない。」レビ記3:17


くぅ~ママのちょっと一言
和解の捧げものについてです。脂肪はもっともおいしい部分ですので主にお献げます。また血や肝臓、腎臓も生命の中心とされ、主に献げられました。
脂肪などを祭壇で焼いて主に献げた後、残りは奉納者と祭司が神の前で食べることが許されていました。神の前での会食は主との和解を意味します。食卓を共にすることは聖書にはよく出て来ます。最後の晩餐、カナの結婚式、ザーカイの家に行ったイエスは食卓を共にされました。旧約聖書でも出エジプト記24章の主との会食は荘厳です。食卓を共にすることは心が通じ合い、心許せる関係を意味しています。教会では愛餐会といって、食卓を共にすることがよくあります。毎週礼拝の後の昼食や、クリスマスやイースターの時の食卓はすばらしいです。聖書の言葉に心満たされ、心こもったお料理でお腹も満たされて、教会からこの世に遣わされます。

聖書要約

和解の献げ物
和解の献げ物の場合は雄でも雌でも差し支えありませんでした。ただ無傷のものでなければなりません。奉納者が献げる牛を幕屋の入り口まで引いてきて、牛の頭に手を置きます。そして屠ります。祭司がその血を祭壇の周りに振り掛けます。それから内臓を覆う脂肪、腎臓と腰の脂肪と肝臓の一部を取ります。それらをアロンの子らが焼き尽くす献げ物の上に置き煙にします。
羊の場合もほぼ同様ですが、尾骨の所の脂肪について特に記されています。
山羊も牛を同様の方法で献げます。脂肪はすべて主のものです。
「脂肪と血は食べてはならない」これがイスラエルの永遠の法律です。