引き続き東京へ

 先々週に引き続き東京に経口中絶薬の事で行ってきました。経口中絶薬を服用後、胎児が排出されるまで入院または院内待機を必須とするという条件が、今度、半径16Km内なら帰宅可能に緩和されるのですが、それが再審議になることを願って行ってきました。
 もしこのまま緩和され自宅に帰ることが可能となった時の身体的なリスクとしては、大出血に際しての処置が遅れる。(承認後、大出血3例あり、内1例は輸血が必要)また再度受診しないケースも考えられ、胎盤等の残留や胎児が生存して女性の知らない間に成長するなどがあります。精神的なリスクは子宮口開大や胎児排出の痛みの際に専門家がそばにいない。排出された胎児を見てしまったり、トイレで流してしまった場合の罪責感。社会的リスクは2~3cmほどの顔も手足もある胎児が下水処理場に流される。(流産の赤ちゃんの多くは心拍が確認できない6週前、それ以降はかかりつけ医で対応する)前回東京に行った後、医師会なのどの働き掛けもあり、外来診療だけの医院での処方については再審議となりましたが、処方した後自宅に帰すことは緩和の方向です。なんとしても阻止しなければと思っています。

前の記事

芦屋特別支援学校

次の記事

クリスマスチラシ