今回の妊娠を思い返すと…

KY様

2020年 1月19日  AM 3:39

今回の妊娠を思い返すと、淡路島で出産予定だった病院がいきなり分娩取り止めになり、どうしたら良いのかと急いで出産出来る新しい場所を探し、たどり着いたのがマナ助産院でした。

やっと安定期に入った頃のことでした。

私はいきなりの分娩取り止めにおどろき、地域で出産が出来ないということがとてもショックで、そして陣痛が始まってから淡路島の外に出て出産することへの不安がありました。

初めてマナさんへ伺った時、親身になって話を聞いてもらい「赤ちゃん見てみよった」と言って元気な赤ちゃんを見ていると涙が止まらなくなってしまい、クヨクヨしている場合じゃない!この子はがんばって大きくなってるんだから!と気持ちを切り替えることが出来ました。

「赤ちゃんが生まれる場所を自分で選んできたのかもしれないね」と言ってもらい、健診に行くたびにその通りだと思うようになりました。

出産は1月19日の夜12:00頃に陣痛が始まり12:30頃におしるし。予定日は2週間ほど先だったので、「陣痛が始まった」と主人に言っても最初は気持ちがついていかない様子でしたが、すぐにスイッチが入り2人で準備をしました。

長男をできるだけ長く寝かしてあげたかったので、ギリギリまで粘るつもりだったのですが、陣痛開始の時点で、間隔は10分を切っていたので、1時30分頃長男を起こしマナさんへ向かいました。

結果的に家で粘らなくて良かったです。

車の中では目を覚ました長男と手を繋ぎ、もうすぐ赤ちゃん産まれるね。と話しながら明石海峡大橋を渡りました。

今回のお産では、長男が立ち合ってくれるので、絶対に「痛い!」と言わないと決めていました。なので、車の中でもこの小さなムチムチした手に陣痛の痛みが伝わらないように、力を入れず深い呼吸をして移動しました。

マナさんに着いて内診してもらうと子宮こうが6㎝、早めに分娩の部屋へ移動させてもらいました。2時すぎぐらいだったと思います。

どのぐらい時間がかかるかわからなかったので、主人と長男には部屋で待っててもらうことにしました。

分娩の部屋ではお産に集中し、痛いときは赤ちゃんの名前を呼び、「〇〇がんばれ~」と声をかけていました。

助産師さんのゴッドハンドのおかげで痛みがまぎれ、優しい口調で励ましていただいて、それはそれはすごい安心感でした。

しばらくすると破水し、すぐに子宮口が10cmに。

主人と長男を読んできてもらい、主人の手をおもいっきり握煮ながらいきみました。想像以上に速い展開でびっくりでした。

「もう力抜いて~すぐに会えるよ~」という声や「お母さんの身体も守らないといけないからね~」という声もしっかり聴こえていたのですが、なかなか力を抜けず我慢しきれずいきんでしまったのですが、その言葉がとても嬉しかったです。

AM 3:39 大きな泣き声とともに次男が誕生し、ほっと一安心でした。

主人と長男にへその緒を切ってもらい、産まれたばかりの弟を抱っこさせてもらいました。それがとっても嬉しかったようで、保育所でも先生にたくさん話していたそうです。

マナさんで産むことが出来たからこその経験がいっぱいでした。

主人も優しくて穏やかな出産だったねーと言っていました。

そして産後の5日間も、助産師のみなさん本当に優しくて、宝物のように赤ちゃんに接し、あとご飯が最高においしかったです!!

マナさんで出産できて幸せでした。本当にありがとうございました。