自分自身、26年前にこちらの助産院で産まれ…

MSさん 2021.7.15 11:04 2986g 男の子

自分自身、26年前にこちらの助産院で産まれ、2世代に渡って永原さんにお世話になりました。長男の妊娠が発覚し、どんなスタイルで産みたい!というこだわりは特になかったものの、病院での出産とマナ助産院での出産、どちらも経験した母の話を聞き、マナさんでお世話になることを決め、2019年7月に無事長男をこちらで出産しました。

今回2人目の妊娠が分かった際も迷わずマナさんにお電話しました。

1人目の時と同様、食べづわりがあるもののそこまで重症ではなく順調な妊娠生活を送っていました。そして1人目は妊娠9ヶ月に入った頃に連携の病院で検診時に切迫早産の診断を受け、入院になったのですが、こちらも同様、今回は8ヶ月の頃から1ヶ月以上の入院生活になりました。コロナ禍ということで家族との面会ができず、荷物を届けてくれる夫と長男に3階の窓から手を振って涙をこらえる辛い1ヶ月でした。でも今考えると、入院直前は疲れやすく思い通りに動けない自分の体と、やんちゃな長男のお世話でストレスが溜まって毎日のように怒ってしまっていたので入院生活は有難い休憩時間だったのだと思います。実際、長男のことを“自分の子ども”という目線だけで見て“1人の人間”として尊重できていなかったなと気付きました。

入院中はもちろん退院後もサポートしてくれた家族には感謝です。

34週に退院してから予定日を過ぎても産まれない期間はとても長く感じ待ち遠しい日々でした。出産の2週間前、夜中に痛みで起きると3分間隔だったのでマナさんに電話し、受診しましたが朝になると痛みは収まり一旦帰宅。

でもお産はそんな先じゃないだろうと入院準備も置いて帰ったのですが次の検診のときもその次もまだ産まれる気配無し。前駆陣痛は毎日続くし、1人目は38週での出産だったので、自分も周りもソワソワ落ち着きませんでした。

予定日翌日の検診の帰りに、陣クスを頼って焼肉を食べてオロナミンCを飲みました。偶然(?)笑 翌朝、目が覚めるといつもの痛みとは違う感化で「あ、きた!」と明らかに陣痛が来た確信がありました。マナさんに向かう揺れる車の中で痛みが来たときに力を抜くのはかなりの修行でした。到着してそのまま分娩のお部屋で内診してもらうと子宮口は5cm、柔らかくて広げると7cmくらいとのことでしたが陣痛と陣痛の間隔があいてきてることを聞き、夫は会議に向かってしまいました。が、それから3回くらいの陣痛で破水し一気に痛みも最上級!夫を呼び戻しギリギリ間に合いました。今回も夫に見守られ手を握ってもらいながらお産できて本当によかったです。そして、腰をさすり続けてくださる手と、的確なお声がけの安心感たるや。。ありがとうございました。

長い期間、前駆陣痛に耐えたかいあってか、陣痛に気づいてから4時間での出産でした。静かでおだやかなお産では無かったかもしれませんが、なんだかスッキリ!なお産でした。

出産後すぐに長男も会いに来てくれ、お腹にいる間は拒否していた赤ちゃんに対してニコニコと自分から近づき、赤ちゃんの手に自分のほっぺをちょん、と当てた時は感動しました。

2人育児は大変だと思いますが、この瞬間を思い出して穏やかに楽しみたいです。産後すぐから後陣痛がひどく辛かったのですが、助産師さんたちの心遣いや温かくておいしいごはんのかげで随分楽になりました。

入院部屋満床のタイミングでとてもお忙しかったと思いますが、手厚いサポート本当にありがとうございました。