2022年4月より、いのち語り隊は公益社団法人小さないのちのドアの性教育部門として活動しています。
公益社団法人の性教育部門として、小さないのちや女性たち、子どもたちが笑顔で幸せに過ごせる社会の実現を目指して、いのちの輝きをこれからも語っていきたいと思います。

  • いじめや多発する青少年犯罪、低年齢化する性体験、10代の人工妊娠中絶や性行為感染症の増加、若者たちの自己中心的な考え方や大人社会への不信感を表す言動…「どうか、子どもたちの心が健全に育ちますように」と願わずにはおれません。
  • 「いのち」に日々、直接携わる助産師が、有志のメンバーと共に視聴覚教材や体験教材を用いながら子どもたちに「いのちと性」の大切さをお話しします。
  • いのち語りたいの考え方の一つである「小さな命に責任が持てるまではNO SEX!」のキャッチコピーはTBSの「情熱大陸」のプロジューサーの賛同を頂き、放映されました。

講演について

講演実績
2001年から活動を開始し、毎年100~150か所に出向いて講演をしている。メンバーは講師が助産師約8名、ヘルプの助産師と有志が約20名。

講演依頼申し込み
まずは、メールやフォームから講演の申込をしてください。
 申込み先 公益社団法人小さないのちのドア
      いのち語り隊
      kataritai@door.or.jp
 問合せ先 TEL&FAX 078-743-2405 

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【講演依頼申込書】word

講演料について
幼稚園・保育園             
 劇・抱っこ体験 40,000円(2クラスまで)
          +10,000円(+1クラス)
小学校                    
 講演 15,000円(45分) 20,000円(90分)
 講演+代表者体験 25,000円 
 講演+体験学習 35,000円(~100名)
         40,000円(~120名)
中学校以上 講演(基本90分) 30,000円

※ 講演料・講演内容については、相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。

スケジュール

基本的な考え方

  • 性教育は正しい性の知識を学ぶことによって、如何に生きるかを考える学びであると共に、しっかりとした人生観や円満に人間関係をきずく力や自己実現に向けての生き方を考えることによって自らの「性といのち」また他の人の「性といのち」を大切にできるようになる。
  • いわば性教育といのちの教育は同時的に学ぶことによってより効果が得られる。

性教育

  • 生理教育
    (男女の差/精通現象/射精/初潮/月経など)
  • 生殖教育
    (性交/妊娠/出産/人工妊娠中絶など)
  • 処置教育
    (プライベートゾーン/体の清潔/月経の手当て/マスターベーション/性行為感染症など)

いのちの教育

  • 大切ないのちをいかに生きるか
    (人生観/生と死/円満な人間関係/愛すること/愛されること/自己実現)

講演対象と内容

幼稚園・小学校低学年

  • パネルシアターを用いて歌とお話で劇を上演(30分)体験学習(30分)保護者ミニ講演(30分)の組み合わせ
  • 劇の内容…将来の夢、プライベートゾーン、性被害の防止、誕生の喜び

小学校高学年 ~ 中学生

スライドを使っての講演

  • 主な内容…誕生の幸せ、二次性徴、思春期、男女交際、愛すること、精子と卵子の出会い、受精の神秘、驚くべき胎児の成長、生き方についてなど。 性行為感染症、人工妊娠中絶に触れることもできます。

体験学習

  • 産道体験…胎児となって生まれる体験。特大、大、中、小の4サイズ
  • 妊婦ジャケット…妊娠10ヶ月のママの気分が味わえます
  • 赤ちゃん抱っこ…生まれたばかりの重さと身長の赤ちゃんや胎児人形の抱っこ
  • その他…お産の仕組みを聞く、胎児から1歳までの成長の記録をDVDで見る

中学 ~ 高校

スライドを使っての講演 上記の内容に性行為感染症、人工妊娠中絶、結婚についてを加えることができる。

その他の対象

大学、教職員の先生方、保護者の方々、特別支援学校、児童養護施設、少年院

  • 話の内容は事前に必ず打ち合わせして、時間や要望にあわせてお話を組み立てます
  • 会場や人数、年齢にあわせて視聴覚教材を用意しています

講演の感想文

小学4年生

  • 先日は、命について教えてくれてありがとうございました。 赤ちゃんは、おなかからおしだしてでることをしりました。 女子はつきに一回赤ちゃんをうむために血がでることをもっとしりました。 にんぷ体験をしました。お母さんはたいへんだと思いました。 産道体験をして赤ちゃんがお母さんから生まれるのは、たいへんだと思いました。 ビデオを見て、赤ちゃんの心臓の音ははやかった。
  •  私は、いのちの学習をして、ちっちゃな、ちっちゃな、いのちだけど、せいいっぱい、がんばって、走っていると言うのが一番心に残りました。 私もその走っている一人なんだなと思いました。 お母さんからもらったバトンを、しっかりもって、おとなになって、けっこんして、それから、その子どもに、バトンをわたしたいと思いました。
  •  ぼくの頭に一番残っているのは、せいしとらんしのことです。 せいしとらんしが会ったら赤ちゃんができること先日はじめて知りました。 赤ちゃんが出るとき頭から出ることもはじめてしりました。 その時、もどったりすすんだりするのもはじめてしりました。 ビデオでは、赤ちゃんの心ぞうの音は、すごい速いこともはじめてしった。 産道では、ふたごをしたけど、すごいきつくて、出るのに苦労した。 ふたごがおなかにいたらおなかがもっといたくなるのかな~。 いろいろなことを教えてくれてありがとう。

中学生

  •  今日の講演会の話を聞いて感動しました。私は大人になっても子どもをつくらないつもりでしたが、最後に先生が読んでくれた絵本(中絶)の話を聞いて、「もし私のおなかに子供ができたら、こんなふうにはしたくないな。」と思いました。 子供をつくるのは良いことだけれど、簡単な気持ちで子供をつくってはいけないと先生は教えてくれました。 そのとおりだと思います。 私の学年の男子でもセックスをしてくれないから別れたという人がいます。 私は相手の女の子がとてもかわいそうだと思いました。 でも、その女の子が正しいと思います。 簡単にセックスをしてはいけないと分かっていたからだと思います。 今日のこの話を聞いて、私は子供が欲しいという気持ちは0%だったのに、10%になりました。友達には「10%かよ!」と言われました。 でも、子供をつくるのは大変だし、いろいろと準備が必要だと分かりました。 私は簡単な気持ちで子供をつくりたくないし、そうならないようにしていきたいと思いました。(中2女子)
  •  助産師さんのはなしを聞いて、命はとても大切だという事が分かりました。 親にもらった大切な命なので、命は自分で守っていかないとだめだなと思いました。 母親は自分のおなかの中で育てて、産んだ子だから子どもが泣いたりして、泣きやまなかった時に、イライラしておこったりしたら、赤ちゃんがかわいそうだなと思いました。 赤ちゃんは小さくて言葉がはなせないからお母さん、お父さんが、赤ちゃんを守っていかないといけないと思いました。 大きくなった時、いやな事はいやといえる様に、またしてはいけない事はしないというあたり前の事が出来る様な大人になりたいなと思いました。 今日はなしを聞いて、たくさん知る事ができて良かったです。(中2女子)
  •  自分を大切にするように、友達やクラスメイトのことを大切にしようと思いました。 また、命も大切にしようと思いました。 もし、将来自分に子どもができたら、温かな心で、笑顔で育てようと思います。 そしてお母さんに感謝して、一生懸命勉強します。本当にためになりました!!(中3男子)
  •  赤ちゃんを産むことは素晴らしいことと思った。 産んだ人やその周りの人が笑顔になるからです。 でも時期を考えないと、女性が傷つくことになってしまうこともわかった。 だからしっかりとした大人になって、家族が幸せになれるときまで、セックスしてはいけないと思った。(中3男子)

高校生

  •  印象に残ったことは、命の重さと、どんなに好きでも未成年で性的行為などはしたらダメだということが心に残りました。 もし、自分が結婚した時に相手を傷つけたり、心に残るような傷を負わせないようにすることを心がけるようにしたいです。(高1男子)
  •  今日の話を聞いて思ったことは新しい命を産むということはとても大切なことだと思うけど、逆に考えると、将来のことを考えずに「新しい命」をつくり、産まないなどという選択をするのはおかしいと思いました。 私は、赤ちゃんや子どもが大好きです。保育士の仕事につきたいと思っています。 だから、今日の話を聞けてとてもよかったと思いました。 とても勉強になったし、将来に生かせるように頑張ります。今日は、ありがとうございました。(高3女子)
  •  今回健康講話で助産師さんのお話を聞いて、将来ためになる話をたくさん聞くことができました。 私はつらいことや苦しいことがあった時、私なんか生きている価値あるのかなとか思ったりすることがありますが、あの生まれてこなかった赤ちゃんの絵本を見て、うまれてこれたことはとっても幸せなことなんだと思いました。 そんな命を無駄にはしてはいけないと思いました。 自分を生んでくれた親に、私はいつも反抗ばかりしているので、感謝しなくてはいけないなと思いました。 未成年の関係の話は、私はそういう恋愛の経験が全くなくて少し焦っていましたが、早ければいいわけじゃないなと思いました。 ちゃんとお互い分かり合えるパートナーをみつけれるときがいつかくるといいなと思いました。 改めて自分が今ちゃんと生きていられていることに感謝しようと思った。 そして、命を大切にしようとより強く思った。(高2女子)
  •  先生のお話はとてもわかりやすく、パワフルで、私たちに伝えたい気持ちがすごく伝わり、聴き入ってしまいました。 DVに関する話を聞いて「普通に生活していてもこんなことは本人が意識していなくてもあり得るんだろうなぁ」と思うことがたくさんあった。 本当に相手のことが好きで思いやっているのなら、常に相手の立場に立ち、相手の視点になって考えるのが大切じゃあないのかなと思った。もちろん自分の気持ちをはっきりと伝えることも大切だけど、それを理由に束縛して自分の思い通りにさせるのは違う。 互いに分かり合える、尊重しあえる、そんな関係がいいなと思う。 男女の交際だけでなく、友人等の普段の人間関係でも。 今回こうやって講演を受けたことによって、このようなことを深く考える機会ができ、本当に良かったです。

保護者

  • 「命を大切にする」「相手を大切に思う」ことを子ども達に伝える時、もっと性のことをお話しようとあらためて思いました。
  •  「性教育はお母さんの生き方そのものです」と言われたのが、最後に印象にのこりました。
  •  精神(心)は、いろいろな経験をすることで成長し、失敗は心の糧になり、社会性は出会いを通じて培われる。 子どもを甘やかすのでなく、応援団になるという事です。 これからも子育て頑張ります。
  •  会話の有無で子ども達の犯罪率があんなに変わるとは思いませんでした。 出来るだけ話を聞くようにしているつもりですが、もっと時間をかけてあげたいなと思いました。
  •  昨年の講演にも参加させていただき、とても感動的なお話を聞かせていただきましたので、今年も違う作り手の方から、また別の視点からのお話が伺えるかと思って参加しました。 短い時間の中で、人が生きていく上で、最も基本となる“生”についての大切な、また感動的な話が、簡潔にまとまっており、語り手の方のメッセージがひしひしと伝わってくるすばらしい講演でした。
  •  思春期を迎える子供達に、性の話をする事は、親として大変難しさも伴いますが、永原先生はそれをとてもわかり易く、上手に話されました。 出産とはいかに大変なことか、また、いかに感動的な事かという事を、子供達は今日の講演によって知る事ができて、本当によかったと思います。 今年は、保護者向けのセミナーもあり、性の話に含め、現代の中高生の現状も知ることができ、とても勉強になりました。 何よりも、子供を持った喜びの原点に立ち戻り、子育てをしていく上で、何が一番大切かを熱く語って下さった永原先生に感謝しています。 是非、このセミナーが毎年続いていく事を願っています。