ヨブ記40章 御前にひれ伏す

「非難する者が全能者と争おうとするのか。」ヨブ記40:2

くぅ~ママのちょっと一言
ベヘモットとは象とか河馬のような獣、レビヤタン、海竜などはサタンの化身とも言われています。神はヨブに「そのような獣と戦ったり、手なずけたりできるのか。また神のような力を持っているのかと」問いかけられます。「もう主張しません」と言うヨブに神はさらに追求されるのです。神はヨブに完全にみ前にひれ伏すことを要求されたのでしょう。ヨブはどんなに神に責められても、神から言葉をもらえたことで大満足だったことでしょう。ヨブが問うていた答えはもらえていませんが、そんなことどうでもよくなっていたことと思います。絶対者なる神をはっきりと感じて、御前にひれ伏すことが、ヨブが一番求めていたことだったのではないでしょうか。

クリスチャンの信仰生活においても、神は完全に心を明け渡すことを要求されています。また自分が寄って立つものにすがることを止め、全面的に神に委ね、ひれ伏すことが求められているのです。

聖書要約
神はさらに続けました。
「全能者と口論するのか。それとも降参するのか。神を責め立てる者よ答えるがいい。」
ヨブは言いました。「私はあなたに反論できるような者ではありません。もう主張しません。」と。
神は再びヨブに尋ねられました。「さあヨブよ、しっかり答えなさい。自分の正しさを主張しようとして、神を罪人とまで言った。お前は神のような力、威厳、栄と輝きを持ち、思い上がった者を挫き、滅ぼすことが出来るのか。もし出来たならお前の説に同意しよう。
ベヘモットを見よ。お前を作った私はこの獣も作った。その大きさ、異様さ、力強さ、生殖力など神の傑作といえる。山々は最高の食べ物を差し出し、他の野獣もそれに従う。ヨルダン川が押し流そうとしても動じない。この野獣をだれも捕まえる事はできないだろう。お前はレビヤタンを鉤にかけて引き上げ、舌を縄で捕らえて屈服させることができるか。小鳥のように手なずけたり、やりやもりで傷つけたりすることができるか。戦うなどとは二度と言ってはいけない。」