サムエル記第一5章 「ダビデの町」

「しかし、ダビデはシオンの要害を攻め取った。」サムエル記第二5:7

くぅ~ママのちょっと一言
ダビデが難攻不落のエルサレムを手中に収めた後、宮殿建設の資材が送られてきます。これらは神さまのご計画であったと書かれています。出来すぎた話しのような気がしますが、神はこのようにして御心を行う為に人をお遣わしになります。列王記には人ではなくカラスに養われた預言者エリアのことが書かれています。

神はこの私に対しても人を遣わして下さることがあります。そのことを偶然と見るのではなく、神のお恵みと受け取りたいのです。また私をからすとして神が用いてくださることもあります。そんなとき神のご計画遂行のために用いられることを喜びとして、十分な働きができるようにと願います。

聖書要約
ダビデ、イスラエルとユダの王となる
指導者を失った北部のイスラエルはユダで王となったダビデに「骨肉であるあなたに王となって欲しい」言い、ダビデに油を注いでイスラエルの王としました。ダビデは30歳で王となり、7年6ヶ月の間ユダの王、そして33年の間エルサレムとユダの両方を統治したのです。
ダビデの町エルサレム
難攻不落とエブス人が豪語していたエブス人の都市エルサレムでしたが、ダビデによって要塞が崩され占領されました。そこをダビデの町とし、ダビデの勢力は益々強大になりました。ツロの王から宮殿建築の上等の木材、大工、石工が送られてきました。それは神さまがイスラエルの国民を選び特別な恵を注ごうとされたからでした。
エルサレムで生まれたダビデの子ども
ダビデはエルサレムでも妻を娶り11人の子どもに恵まれました。
ダビデ、ペリシテ人を破る
ペリシテ人はダビデがイスラエルとユダの王になったことを聞いて、彼をとらえようと出陣しました。ダビデは神に神意を求めると、神は攻め上るようにと言われます。その結果、見事に敵を打ち破ることが出来ました。しかしまたもやペリシテ人が反撃に出てきました。ダビデは再び神意を求めると、神は「攻め上らず、背後に回れ」との指示でした。神が共に戦ってくださると言って下さったのです。ダビデは命令どおりに従った結果ペリシテ人をことごとく打ち倒すことができたのです。