創世記15章 信仰によって義と認められたアブラム

アブラムを信じた。それで、それが彼の義と認められた。」創世記15:6

助産師永原のちょっと一言
「あなたを祝福する」と言われる神にアブラムは「私には跡継ぎがいません」と答えます。しかし神はアブラムに空の星のように数え切れないほどの子孫を与えようと言われました。
そして神はアブラムと契約を結んでくださいました。動物を引き裂いてその間を通ると書かれていますが、これは古代中近東の契約の儀式とのこと。「煙が立ち込めるかまど」と「燃える松明」とは神の臨在を表します。そして二つに裂かれた3つの動物はエジプトで奴隷だった3世代、鳩が4世代目のこの地に戻ってくる者を指しています。もし契約を破ったら裂かれた動物のようになるということを象徴していますが、この場合、神が一方的にアブラムに約束を与えてくださいました。
この契約が行われる前の6節に、「アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。」とありますが、私たちはそのままでは義とされる事はありません。信仰によって義とされます。神は私たちにまず「信じる」という決断を求められています。信じることによって義とされるのです。さらに1節の「恐れるな。わたしはあなたの盾である」と力強い言葉がいただけるとはなんと心強いことでしょう。

聖書要約
神の約束
その後神は幻でアブラムに現れて「恐れる事はない。私があなたを守り、あなたを祝福する」と言われました。アブラムは自分には子どもがいないので、どんなに祝福して頂いても、私の財産は親戚の者が相続することを神に言いました。すると神はアブラムに必ず息子が生まれると言われ、彼を外に連れ出し、空の星のように数え切れないくらいの子孫を与えようと言われました。アブラムはそれを信じました。神は彼の信仰を認めアブラムを正しい者とみなしました。さらに神は「カルディアのウルから導き出したのは私だ。それはこの土地をお前のものとするためだ」とおっしゃいました。アブラムは神に証拠を見せていただきたいと願います。神は、3歳の雌牛、雌羊、雌山羊を殺し二つに裂き、山鳩とひなは殺した後裂かずにおいておきなさいと言われました。アブラムはそのとおりにしました。そして死体に舞い降りるはげたかを追い払いながら、眠くなってうとうとしてしまいました。すると深い闇が忍び寄ってきたその時、また神の声がしました。そしてアブラムの子孫が400年奴隷の苦しみに遭い、4代の後この地に帰ってくることを告げられたのです。日が沈み、あたりは真っ暗な中、「煙が立ち込めるかまど」と「燃える松明」が現れ、裂かれた動物と鳩の間を通り抜けられたのです。このようにして神はアブラハムに契約をお与えになりました。そして再び土地が与えようと約束してくださったのです。