エレミヤ書43章 御声に耳を傾ける


「…民のすべては、「ユダの地にとどまれ」というの御声に聞き従わなかった。」エレミヤ書43:4

くぅ~ママちょっと一言
ヨハナンたちは自分たちの思うような答えが返ってこなかったため、エレミヤを罵倒して、強制的にエジプトに連行します。そうであるなら、最初から主の言葉を聞く必要はなかったわけです。
クリスチャンは「み心を求める」という言葉を使うことがよくあります。どのようにしたら、神様のお心が分かるのだろうかと思います。自分の願いが強い時はなおさら、それがみ心かどうか分からなくなります。そんな時はあせらず、時間をかけて、自分の思いを優先させない謙遜な祈りを続けることかと思います。

聖書要約
エジプトへの逃亡
エレミヤの言葉を聞いたアザルヤやヨハナンその他の将校たちは口をそろえて「あなたの言っていることは偽りだ。神はあなたを遣わしていない。我々をバビロン人の手に落とすためにそんなことを言っている」と言い、亡命先から戻ってきた者たちやバビロンの王がゲダルヤに託した者たちすべての者がエジプトに向かって出発しました。エレミヤと書記管のバラクも連行され、エジプトのタフパンヘスにたどりつきました。
エジプトにおける預言
神はそこでエレミヤにお語りになりました。「ユダの人々が見ている前で、大きな石を宮殿の入り口の敷き石の上に埋め込みなさい。そこはバビロンの王座となる。バビロンはエジプトを攻め、剣、疫病、捕囚で民は倒れる。バビロンはエジプトを攻めた後、安らかに帰っていくだろう。エジプトは焼き払われ、神々の神殿も焼き払われる」と。