やっぱりもう一人赤ちゃんが欲しいな…

出産体験記SR

2019年12月13日(Fri) AM 5:54  37w0d

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  • New born …  boy  2682g 

 やっぱりもう1人赤ちゃんが欲しいな…授かったらありがたく産ませていただこう。と夫婦で話していて間もなくの頃…GWに入る直前に突然の嘔吐、まさか~(笑)と2年前に買った期限切れの検査薬でもったいないから使っとこ、くらいの感覚で検査、秒で陽性反応がでて笑ってしまったのを覚えています。いつもつわりが酷めの私、今回も例外ではなく5kg程やせてしまいましたが友人の協力があって子供の園の送迎やお買い物などたくさん頼らせてもらって上の子がいてても乗り越えることができました。ピークを過ぎでもスッキリする日はなかなかなく、臨月までヨダレづわりや、吐く日があったり、ごはんを思うように食べられなかったり…と最後の妊娠なのにEnjoyマタニティライフ!!とはいかなかったのが残念…。また33wの連携病院の健診で切迫を言い渡され、ほぼ家にいてなるべく横になって過ごす後期でした。

 はてさて、無事マナさんで産める37wを越えられるか…永原先生も一緒になって心配して下さった36wの健診。それから数日後36w6d、日付を越えれば37w!!な夜22時頃のこと…

 ズキズキとお腹が痛い…〇〇くんを産んだ時こんな感じに下腹部に重たい感じがあったな…でもまだおしるし等の出血もないし…きっと前駆だ、無視して寝ちゃおう。   痛くて寝られなーい!!陣痛そこでアプリをDLして念のため測ることに。5分…5分…8分…6分…7分…あれ、規則的ではないな、もう少し様子みるかな…と思ったのが22時40分頃。

それでも痛くて気がつけばじんわり汗ばんでいて、きっと違うけどもしこのまま…と怖くなって日付変わった午前1時半頃マナさんへTEL。おすぎをおこして子供たちの用意をして車に乗せてもらい、マナさんへ向かいました。到着したのが2時過ぎくらいかな?陣痛の間隔の事を永原先生に伝えると、経産婦は10分きって陣痛があれば5分とかキッチリしていなくてもそれは本陣痛とのこと!!3人目にして初めて知った…その時点で子宮口は4cm。前回が本陣痛に気づいて2時間ちょっとのハイパースピード出産だったので今回もそれを期待していたのだけれどそれがそうとはいかず…

子宮口は順調に拡くもののあと少しという所でなかなかべーべちゃんがおりてこず、いきみたい感覚もなく破水もしない、ただただ陣痛がつらいだけの時間がしばらく続きました。3回目のお産なのにつらい…こわい…逃げ出したい…と泣き言ばかり思って、言っていました。でもその度に永原先生が「体が思い出してるんやね、こわいよね、大丈夫よ~」と私に、「みんな待ってるよ、でておいで~」とべーべちゃんに声をかけて、陣痛の度に腰とお尻を支え、もう一人の助産師さんが肩をさすって力を抜けるよう手伝って下さり、本当に心強かったです。病院だったらこの時間を一人で…と思うと乗り越えられる気がしません。そして多分4時50分に破水して4分後、破水をしてからがそれはもう速く、一度いきんだらもう止まらないべーべちゃん!!「力抜いて!!」抜き方がわからない~こわい~!!と待ったなしにお誕生。元気な産声を上げてくれました。やっとのご対面、もう可愛いしかありませんでした。よくお股が無事だったな…

皆が眠い時間だったので子供たちは起こすも起きられず立ち会いはできませんでした…すごく残念。でもあんな私を見たら不安になったかな?と思うとこれでよかったのかなぁと思ったり。目を覚まして、来た時にはいなかったべーべちゃんを目にした長男はお顔がキラキラしてそれはもうべーべちゃんに夢中、すっごく喜んでくれました。妊娠がわかるほんの数日前に私のひざをなでなでしながら「赤ちゃん来てほしいなー」と言った長男…本当に待っててくれたんだなぁと私もすごく嬉しくなりました。

“3人のママすごいよね!!”ってよく言ってもらえるのだけれど全然そんな事なくて、苦しくてつらい妊娠出産をなぜ3度もしようと思ったか…それは赤ちゃんの可愛さはもちろんあるけれど一番は“一度目の出産をマナ助産院でできたから”これに尽きると思います。

こんなに痛いことだらけの事を素晴らしい事として体験させてくれるマナ助産院のおかげでつわりしんどいけど…妊娠中苦しいけど…お産は痛いけど…またあの気持ちになれるなら…と子供は2人、と思っていた私たち夫婦にもう1人チャレンジする決心をさせてくれたのです。

そしてまるで全てをわかっていたかのように37w0dの今日12月13日を選んでくれた〇〇さん…本当に本当にありがとう。私たち夫婦のところへ来てくれてありがとう。何の心配もさせずにお腹の中でここまでおおきくなってくれてありがとう。そして無事、この腕の中へ来てくれてありがとう。

冬の夜空に輝く幾千の星…から、あなたのお名前をつけました。