人生最後の出産。やっぱり助産院でうみたいなぁ

2022.1.15  22:01  40週0日    3364g   女の子(三女)

人生最後の出産。やっぱり助産院でうみたいなぁ

という 妊娠初期の頃の自分の思いを大切にしてよかったなぁ...とつくづく今思っています。赤ちゃんが、きっとその時からそうしたかったのかも...?とも。。。

お姉ちゃんが年長さん、妹が3歳がみえてきて、1人目の時には感じなかった、子どもの成長が嬉しくもあり、少し寂しくもあるんだということが、ちょっぴりわかる気がしてきた頃、思いがけず妊娠が分かりました(←職業何?!っと叱られますが💦)

自分には、3人の子育てなんて到底無理と思いつつ、3人兄弟がどこかうらやましく感じているところはあったので、不安もありながら、3人のお母さんになれるのかぁ💕とうれしかったです。

1人目、2人目と同じく、ひどいつわりと、やっとおさまったと思ったら、大火傷をして入院→手術。仕事に、育児に、と毎日バッタバタな生活に、赤ちゃんを大事にできるのは今私だけなのになぁ... 年齢も重ねているからもっと身体のこときちんと考えないとなぁ・・・と、申し訳なく思うこと多々。。な日々でした。不良妊婦-!と思いながら、健診に来ても、皆さんいつもとっても優しくて、いつも体調を気にかけてもらったり、気になる症状のことを一緒に考えてもらったり...お産の時の希望も、コロナ禍で大変な中、「ママの希望が一番だから、できるだけ」と、先生もいつも言ってくださいました。ほっとした気持ちで帰っていたのがすでに懐かしいです😊

産休には34wで入っても、上の子たちのことや、今までにできなかった家の片付け・準備などでドタバタ...ドタバタ...お腹も本当によく張っていたこともあり、やっとお産に向けてお散歩したりと始められたのは、38wも近づいた年末でした。39wでも案外気配がないね、追い込みが必要かな(笑)と夫と話しつつ、寒波の中、子どもたちの登園後のお散歩、寒かったですが、こんなことももう最後と大切な思い出です。

そして予定日の前日、どうしても行ってみたかったパン屋さんへ行くのも兼ねつつ、1時間半以上ウロウロして、どうしても会いたかった元上司とも会えて、お気に入りのサンドウィッチも一緒に食べて、今日は歩き終わってからも、時々痛いぐらい張るなぁと思い、子どもたちを早めに迎えに行き、お風呂・ご飯と済ませました。

夫が帰ってくるまでに強くなったら大変だけど、何とかしようと思って準備はしつつもそこまで痛みも強くならず、感覚も短くならず、夫が帰宅し子どもたちが寝てから

「1回電話してマナさん行ってみる?」ともなりましたが、その日は寝れました。

次の日は予定日。日中は前駆陣痛かな...という感じで、よく張り時々痛かったので、

子どもとお昼寝をしたり、いざという時のために、かやくごはんのおにぎりを大量に作ったりのんびり過ごしました。早めにお風呂もご飯も済ませて、夫も先にお風呂済ませとく、と入っている間に、子どもと遊んだり歯みがきをさせていると、何となく痛みが強くなっている気がして、はかってみると、6分?たまたまかな、と思っても、やっぱり確実に短くなってそうでした。これは電話して行かなければと思ったのですが、昨日からの思わせぶりな前駆陣痛に、でもまたおさまるのかも...とも思いました。でもお風呂からあがっていた夫は「いや痛いんやろ。それ行かなあかんやつやで。」といそいそと着替えて車を出す準備をしていたので、そうだな!と我に帰り、子どもたちにモコモコと厚着をさせ、すぐ出発しました。車の中では、あれ5分かなと間隔も短くなりつつ、点滴するから腕あたためておこー!と普通に会話もできていたのですが、痛みはたぶん強くなっていて、助産院につくと

「どうかな-」とニコニコ出迎えてくださった先生と助産師さんにほっとしたのか、間隔がまた短くなりました。数回目ぐらいの陣痛で、これなかなか強いのが来た-と思った瞬間

“プチ!”と破水し、お産のお部屋にうつったあたりから、奥の方から赤ちゃんがおりてこようとする力が強くて強くて、さすがにそんなに早くないだろうと思っていたら、あーっという間に、元気に産まれてくれました。お産の時の力でいちばんはやっぱり赤ちゃんが産まれてこようとする力なんだろうなぁといつも出産の時は思うのですが、今回も何か奥の方から、ぐいぐいと押してくるパワーがすごくて、あんなにお散歩中にも練習していた産道ぽっかりもどこへやら...力を抜けていたのかは分かりませんが、みんなが体にふれて、声をかけ、手をにぎり、腰をさすり、と本当に至れりつくせりで、こんな大変な時代に温かい出産ができたこと、感謝してもしきれません。

気がついてみれば、立ち会ってほしい人がみんないるタイミングで、助産師さんも3人、夫と子どもたち、学生さんたちも2人と、みんなに見守られて生れて来てくれて、きっとこの子が、こんな風にみんなに見守られて出てきたかったんだろうなぁ...と思います。

所要時間2時間もかからない早さに、またまた私もついていけないぐらいで産まれた娘にふれて、信じられない気持ちでしたが、こうして妊娠中からお産までを振り返ると、本当に幸せな時間をたくさんもらいました。

そんな風に産まれてきた娘には、出産前に考えていたように、

心温まる名前をつけたいなと思いました。

この久しぶりに寒い冬、なにかと厳しいコロナの時代なこともあり...

‘ 柚 ’は、かわいらしいみた目と優しい香り、でも寒さや虫にとても強く、柚子湯で体を温めたり健康に使われたり...

そんな風に、優しく強くまわりをあたたかくしてくれる愛らしい人に育ってほしいなと思って、名付けました。

‘ 寧 ’はお姉ちゃんたちとおそろい。丁寧に人生を生きてほしいこと、私が丁寧に子育てしていきたいなと思っています。すでに❔ですが……💦

自分の記録のためにもと、長々と書きました。

ここでお産できて、娘にとってここがはじまりのところで、本当に幸せです。

ありがとうございました。

※急に痛みが強くなり、間隔が短くなったのが、20時過ぎだったのですが…

ちょうど20時頃、トンガの噴火の影響で日本各地の潮位が変化したそうです。

自然のパワーってすごい!と思いました。