歴代誌第一23章「聖なるものへの責任」

「…すべての聖なる物を清めることの責任を負うこととなった」23:28

くぅ~ママのちょっと一言
9節のシムイは7節と10節に出てくるシムイとは別人です。紛らわしいのですが、同じ名前でも別の人物です。
幕屋を移動していた時のレビ人の役割とエルサレムに神殿を建築されてからのレビ人の役割の変化が書かれています。これからのレビ人の主な役割は聖なるものを聖とすることと、感謝と讃美と捧げものと祭事の責任を負うことでした。
私たちクリスチャンの役割も同様ではないかと思います。この世の中にあって神の聖を守り通すこと。そして神に感謝、ざんげ、執り成しの祈りを捧げることが、クリスチャンが担わなければならない責任だと思います。

レビ人の任務
長寿に恵まれたダビデは王位をソロモンに譲り、イスラエルの全高官、祭司、レビ人を招集しました。その時30歳以上のレビ人を人口調査したところ3万8千人でした。その者たちを神殿の仕事を監督する者、役人と裁判官、門衛、詠唱者の4つに分けました。またダビデは彼等をゲルション、メラリ、ケハトの組に分けました。ゲルションの組はラダンとシムイの2つの班の6グループ。ケハテの組は4つの班に。その一つであるアムラムはアロンとモーセの父です。メラリの子は二人でした。そしてダビデは主がとこしえにエルサレムに住まわれるので幕屋や祭具を担ぐ必要はないと言い、レビ人はアロンの子らの傍らで神殿の奉仕につき、聖なるものを清める責任を負うことと、毎朝夕感謝をささげ、讃美し、様々な祭事を行う責任を負うようになったのです。