ヨシュア記13章 「年を重ねてもなお」

「あなたは年を重ね、老人になった。しかし、占領すべき地は非常にたくさん残っている。」ヨシュア記13:1

くぅ~ママのちょっと一言
ヨシュア記の中にも心に残るみ言葉が数多くありますが、「あなたは年を重ねて、老人となったが、占領すべき土地はまだたくさん残っている」というみ言葉もその一つです。人は年齢と共に老化します。かつてのように仕事が出来なくなるときがやがて来るでしょう。そんな者に対しても、「まだ取るべき地はある」と神は言われるのです。一見過酷に聞こえるこの言葉ですが、なんと温かい言葉かと思います。ばりばり働く事はできなくても、私のできる何かがあるのです。何も出来なくても、あなたの笑顔でだれかを喜ばすことができるでしょう。たとえ寝たきりになっても誰かのために祈ることができるでしょう。死に際しても残された者たちに人には最期があることを伝えることができるでしょう。神が言われる取るべき地とは何か分かりませんが、神のこの励ましのみ声を聞いてこの世での役割を見出して力強く生きていきたいと思います。

聖書要約
各部族の領地
ヨシュアは年を重ねて老人となりました。神はヨシュアに「あなたは年を重ねて、老人となったが、占領すべき土地はまだたくさん残っている」と言われました。そして神は未征服の地を南から北に向かって示されました。ペリシテ人の全地域からレバノンの山地に至るまでの町々を占領しなさいというのです。そしてそれらの地域を全部占領したら、ヨルダンの東側の地を分配されなかった9の部族とマナセの半部族に分配するようにとのことでした。レビ族には土地は与えられません。レビは神さま自身が相続の地で、神さまへの献げものを受け取ることが出来たのです。
ルベン族
ルベン族はモーセがアルノン渓谷からメデバの台地周辺の地が与えられました。
ガド族
ガド族にはヤゼル、ギレアドのすべての町とアンモン人の地の半分が与えられました。マナセの半部族マハナイムの北でバシャンの全域が与えられました。