ヨシュア記15章 「領地の割り当て」

「ヨシュアはの命により、彼女たちにも、彼女たちの父の兄弟たちの間に相続地を与えた。」ヨシュア記15:19

くぅ~ママのちょっと一言
カナンの地に神の民が次々と定住していきます。地名が並んでおり、専門家でない私にはかなり読みにくい箇所です。その中でカレブと娘の対話に心が和みます。嫁ぐ娘を思う親心でしょうか、泉を欲しいという娘に上だけではなく下だけでもなく、両方の泉をプレゼントします。上下の泉には意味があるようですが、それも十分に説明するだけの知識が私にはないのですが、泉は人間の生活になくてはならないものというのは確かです。その大切なものを親から与えてもらって巣立っていく子供の姿に親の役割を教えられます。その泉が聖書的な深い意味があるとしたらなおさら子どもに与えることの大切さを感じます。

聖書要約
ユダ族の境界線
ユダの人々は最も南の領土が与えられました。
南境は塩の海の南端から海に達するまで、東境は塩の海からヨルダン川の河口まで、北境は河口を起点としてヤブネエルを経て海に達するまで、西境は大海の沿岸。これらを囲う範囲がユダ族の領地となりました。
オトニエル
ヨシュアはカレブにユダ族の領地内のヘブロンを割り当てました。カレブはキルヤト・セフェルを撃って占領したものに娘アクサを嫁に与えようと約束しました。その結果カレブの甥のオトニエルがアクサを娶ったのです。アクサは嫁に行くのに際して、ネゲムの地に加えて泉も欲しいと父カレブに申し出たのです。カレブは上と下の泉を娘に与えました。
ユダ族の町々
エドムの国境に接した29の町々、低地の14の町々、その他25の町々、そして山地の44の町々、またそれら周辺の町々を領地としました。しかしユダ族はエルサレムに住んでいるエブス人を追い出すことが出来ませんでした。