ヨシュア記16章「主の祝福が受け継がれ」
「ヨセフ族、マナセとエフライムは自分たちの相続地を受け継いだ。」16:4
くぅ~ママのちょっと一言
エフライムはヨセフの子孫です。ヨセフは創世記の中に夢見る少年として登場します。ヨセフは兄たちの嫉妬を買って、エジプトに売られます。しかし主がヨセフと共におられたので、ヨセフは夢の解き明かしを通して大臣になることができました。そのころその地域一帯に飢饉が起ったことから、ヨセフと兄たちが再会します。一族は大臣になったヨセフのいるエジプトに移り住むことになりました。ヨセフのエジプトでの功績の故にイスラエル人は優遇されましたし、なによりも神がイスラエルの人たち共におられたので、イスラエル人はエジプトでどんどん数が増えていきました。時代は過ぎヨセフを知らない王が、おびただしく増えたイスラエル人を脅威に思い、奴隷として強制労働をさせるようになったのです。その辛い叫びが神に届きイスラエルの人々をエジプトから脱出させてくださったのです。40年間の荒野での旅の末ようやく、神が約束してくださった地に入り、それぞれの領地を分配されることになりました。今日の箇所はそのヨセフの子孫のエフライムの領地について書かれています。神はヨセフの子孫を祝福してくださったのです。
ヨセフの一族
ヨセフ一族に与えられた領土はエリコに近いヨルダン川から荒野を経て、ベテル、ルズ、アタロト、そして西に下りゲゼルを過ぎ海に達する範囲でした。
エフライム
マナセ族とエフライム族はヨセフの子孫です。エフライムの領土は東のアトロト・アダルからベト・ホロンから西へ。そして北はミクメタトから東に曲がりエリコを経てヨルダン川に達する範囲でした。マナセの人々の領土の中にもエフライムの配分された土地がありました。またカナン人を追い出すことができなかったので、カナン人はエフライム人と共に住んでいるのです。