ルツ記4章 「ダビデの家系」

「オベデは、ダビデの父であるエッサイの父となった。」ルツ記4:17

くぅ~ママのちょっと一言
オベデはエッサイの父で、ダビデの祖父になった人です。そしてダビデから14代目にイエスキリストが誕生されます。このことよって人類の救いがもたらされます。このルツ記が神のご計画であったと思わせる表現が随所にあります。この章でも町の門に行くと偶然、買い取る責任のある親戚にであったとありますが、これは意味ある偶然であり、神さまの目から見たら必然のできごとでした。またこのことが遂行していく要所要所に犠牲的な愛があります。ルツの姑への犠牲愛、ボアズのルツへの犠牲愛です。私たちも生活の中で起こる意味ある偶然に心を留めたいと思います。それは神が介入しておられる場面かも知れないからです。そして神のご計画が遂行されるために犠牲を負うことを喜びとする自分に変えられたいと思います。v

聖書要約
交渉
ボアズは町の門のところで座っていると、ちょうどボアズが探していた親戚の人がやってきました。ボアズはその人を引き止め、ナオミの土地を買い取る責任があることを話しました。その人は「土地の買取に関しては親戚の責任を果たすが、ルツとの結婚まではできない。財産分与に影響するから」と、言いました。これでナオミが有する土地と名前を継承する義務がボアズに移ったのです。ボアズが頼んでいた10人の長老が、このことの証人となりました。
人々の祝福と神の祝福
このようにしてボアズはルツと結婚し、男の子が生まれます。神が子宝をお与えになったのです。女達はナオミに神が恵をお与えになったといいました。そしてあのお嫁さんには7人の息子がそろってもかなわないと言いました。子どもはオベドと名付けられ、ナオミは手塩にかけて育てました。
ダビデの系図
ベレツから始まるボアズの家系ですが、オベデはエッサイの父で、ダビデの祖父になった人です。