サムエル記第二22章 「逃れ場」

「身を避ける、わがなる神よ。わが盾、わが救いの角、わがやぐら、わが逃れ場、わが救い主、あなたは私を暴虐から救われます。」サムエル記第二22:3

くぅ~ママのちょっと一言

この詩は詩編18編とほぼ同じです。
ダビデはサムエルに油注がれ王となりました。神を純粋に信じる羊飼いの少年ダビデを神は選ばれたのでした。先の王サウルの元で勝利に継ぐ勝利を収めた若き日のダビデ、しかしダビデはサウルの追っ手を逃れて逃亡生活を送らなければなりませんでした。またわが子アブサロムの謀反により、都落ちをするという悲しみの経験をしました。しかし神はそのようなダビデから離れられることなく、守り、導き、ゆるぎない王の座を与えられました。

ダビデはその生涯を顧みて神に感謝をささげました。

平凡に自分の人生を生きることと、主の手に引かれて死の谷の陰を歩む人生を生きることを、もし選ぶとしたら、わたしは後者を選びたい。朝一番「今日もこの小さなわたしを主の栄光のためにお用いください」と祈る人生を歩みたいと思います。

聖書要約
ダビデの感謝の歌
ダビデは、神がすべての敵から救い出してくださった時に、神に向かって歌いました。神はわたしの岩、砦、逃れの場、わたしの神、大岩、避けどころ、わたしの盾、救いの角、砦の塔と。わたしを逃れさせ、わたしに勝利を与え、不法から救い出してくださる方。
人生には様々な苦難があるが、その苦難の中で神を呼び求めると、神はその叫びを聞いてくださる。
主の権威はすばらしい。神は力強い救いのみ手を差し伸べてくださる。わたしが正しく生き、神に背かず、主の道を歩む時神はそれに報いてくださる。それはわたしだけではなく、あなたの慈しみに生きるすべての人に、あなたは慈しみを示してくださる。すべて御もとで身を寄せる人に神は盾となってくださる。神のほかに神はない。神は戦う力を与えてくださる。あなたは戦う力をわたしの身に帯びさせてくださり、わたしを民の争いから解放してくださる。神は命の神。救いの神。敵からわたしを救い、刃向かう者より高く上げ、不法の者から助け出してください。わたしはあなたに感謝を奉げます。御名をほめ歌います。