エズラ記6章 「神のされることは痛快」
「これは、主が彼らを喜ばせ、またアッシリアの王の心を彼らに向けて、イスラエルの神である神の宮の工事にあたって、彼らを力づけるようにされたからである。」エズラ記6:22
くぅ~ママのちょっと一言
建築の邪魔をしようと王にまで直訴した人たちが、逆に王の命令で建築のための費用を出さなければならなくなりました。神のなさる事は痛快です。そしてついに神殿が完成、帰還後初めての過越祭が行われました。教会建築、献堂は神のみ業であるとつくづく思います。常識的な計算では成り立たないところで本当にリッパな会堂が建て上がってしまうのですから。「主御自身が建ててくださるのでなければ 家を建てる人の労苦は空しい」(詩篇127)会堂建築には神のみ業に参与できるという喜びがあるのです。マナ助産院は教会ではありませんが、常識の計算がなりたたないところで完成しています。ですから主の栄光が表される所でなければならないのです。
聖書要約
ダレイオス王の返事
ダレイオス王の命令によりバビロンにある記録保管所の記録が調べられました。するとエルサレム神殿の再建についてキュロス王の勅令が発布されていることが分かりました。神殿の大きさも書かれており、費用は国庫負担とするとなっていました。ダレイオス王は直ちにユーフラテス川西方の人々に干渉をやめることと工事費を国費によってまかなうように命じました。また神殿でのいけにえ献げ、自分や自分の子供たちの幸せをも祈ってくれるようにと命じました。もしこの定めに違反した時は死刑。そして神殿を破壊する者がいたら神がその者を滅ぼしてくださるようにと命じたのです。
神殿の完成
ユーフラテス川の人々は王の命令に従いました。ユダの長老達は預言者ハガイとゼカリヤの預言に促されて、神の命令また王達の命令を受けてようやく建築が完成したのです。イスラエルの人々は神殿の奉献を行い、ついで第1の月の14日に過越祭を、ついで7日間の除酵祭を、喜びをもって執り行いました。