ヨブ記23章 「主を見出す」

「ああ、できるなら、どこで神に会えるかを知って、その御座にまで行きたいものだ。」ヨブ記23：3

くぅ～ママのちょっと一言
ヨブは友に訴える事を止めます。そして「神に会いたい。会えば神は分かってくださるはず。しかしどこに神がおられるのだろう。いや私が神を探さなくても神は私をご存知で、私の潔白を知っておられる。しかしそう思うと私は怖い。どうしたらいいのか全く分からなくなってしまう。」と穏やかな語り口調で独り言を言います。。
「神さまはいつも私と共にいてくださる」このように言えるのは信仰の目で神を見ているからです。その神を私たちは時々遠くに感じたり、時には分からなくなってしまうことがあります。それは信仰の目の前ガラスの透明度によるような気がします。ガラスの透明度が増せば、いつもと変わらない神の優しい姿が見ることがきる。いつも私と神さまの間をクリアにしておきたいと思います。

聖書要約
ヨブは再び答えます。
今日も私は苦しみ嘆く。私の身に起こっている事は辛すぎる。どこに行けば神に会えるのだろう。会うことが出来たら、私は神に談判したい。神のお言葉もお聞きしたい。それでも神は私を退けられるだろうか。否、きっと神は私を顧みてくださる。そして私は神に正しいものとされるだろう。しかしどこを探しても神を見出す事はできない。私が神を見ることが出来なくても、神は私の身に起こっていることをご存知のはず。よく見てくだされば、私が潔白であることは分かるはず。神の言葉に従い、神の望まれるように行ってきた。だからこそ私は怖くてたまらない。すっかり弱気になってしまった。周囲が闇で覆われているようだ。