雅歌3章 花婿の婚礼の日に


「シオンの娘たち。ソロモン王を見に出かけなさい。王は、ご自分の婚礼の日、心の喜びの日に、母がかぶらせた冠をかぶっている。」雅歌3:11

助産師永原のちょっと一言
おとめは恋い慕う男性をついに見つけ出し、家にお連れします。しかしまだ二人は結ばれないのです。夜なかに町を捜すというのは実際のことではなく、おとめの夢の中の経験とするとの解釈があるようです。
おとめは結ばれる時が来るまでそっとしておいてほしいと言い、その後にソロモンの婚礼の様子が合唱されています。これは結婚に至る前の雰囲気を盛り上げるための序曲のような役割をしていると理解していいとのことです。花婿はイエスキリストを表していることを覚えたいと思います。

聖書要約
夜通し待っても、愛する人が訪ねて来ません。起き出して町を捜してみましたが、見つかりません。夜警に呼び止められたので、「私は愛する人を捜しているのですが知りませんか」と尋ねました。彼らと別れてすぐに愛する人は見つかりました。私は嬉しくて、すぐに私の母の家にお連れしました。
エルサレムの乙女たちよ、誓ってください。二人が結ばれるその時が来るまで二人をそっとしておくと。
合唱1
荒野から上ってくるおとめは、商人がもたらす様々な香りのようです。
合唱2
見なさい。ソロモン王の輿を。大勢の兵士に守られています。御輿はレバノン杉の柱に銀の台座、金の玉座があり、その上にはエルサレムの娘たちが愛をこめて織った紫の布が張り巡らされています。
ソロモンをお出迎えしなさい。王の婚礼の日には母からの冠を花婿は付けるのです。