雅歌4章 あなたの愛は快い


「私の妹、花嫁よ。あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、あなたの香油の香りは、すべての香料にまさっている。」雅歌4:10

くぅ~ママのちょっと一言
1節から5節は花嫁の美しさをいろいろな自然に例えて称賛しています。6節の「乳香の丘」は女性の体の隠喩、8節の高く険しい山々は勇気をもって花婿の所に来る様子を、12節は花嫁の処女性を表しています。
花婿と花嫁は神と私たち、キリストと教会ですから、神は私たちに対してこのように称賛の目を向けてくださるとは、なんと嬉しいことかと思います。もっと純粋に、もっと愛の人になりたいと思えてきます。

聖書要約
若者の歌
1~6節:恋人よ、あなたは何と美しいのでしょう。その目、その髪、歯、唇、こめかみ、首、乳房そのすべてが美しい。私は夜が明けるまでにあなたを抱きしめたい。
あなたは何もかも美しく、傷一つもありません。
8節:さあ、レバノンから勇気を出して下りておいで。
9~11節:私の花嫁よ。君は私を虜にしてしまった。君の語りかけで私の心はときめきます。ああなんて美しいんでしょう。ぶどう酒よりあなたの愛は心地よい。どんな香油より芳しい。唇ははちみつのよう。
12~15節:私の花嫁は閉ざされた園。私だけの泉。素晴らしい実がなり、様々な草花の香りのするところ。園の泉は命の源。
おとめの歌
16節:北風よ、南風よ、吹いておくれ。私の愛する人の元に香りを届けておくれ。愛する人が私の庭に来て最高の実を食べてくださるように。

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