雅歌5章 戸をたたいています


「私は眠っていましたが、心は目覚めていました。すると声がしました。私の愛する方がをたたいています。」雅歌5:2

くぅ~ママのちょっと一言
1節は雅歌のクライマックスで、花婿と花嫁がようやく結ばれるのです。友たちはその証人です。これは霊的な解釈をすれば、キリストと教会が一体となったことの喜びを表しています。
ところがその後、夜の若者の不意の来訪にドアを開けるタイミングを逸して若者が帰ってしまうのです。捜しても見つかりません。これはイスラエルの人々は苦難を受けても神を愛していることを指すと理解することができるとのことです。
ドアの外で戸を叩かれると言えばヨハネの黙示録の3:20の「見よ、わたしは戸口に立って、たたいる」のみ言葉を思い浮かべます。私の心の扉の前でイエス様が露に濡れて夜通し立たれるというようなことがありませんように。すぐに心の扉を開いてイエス様をお迎えしたいと思います。

聖書要約
若者の歌
1:花嫁が私の園にやってきました。 私は芳しい草やスパイスを摘み、蜜を食べ、ぶどう酒とミルクを飲みます。友よ、大いに食べて飲んでください。
おとめの歌
2:ある夜、眠りの中をまどろんでいると、愛する人の声がしてきます。「いとしい私の恋人、私のかわいい鳩よ、開けておくれ。夜通し外にいたので、すっかり露にとぬれてしまったよ」と。私はもう衣を脱ぎ、足を洗って、寝床にはいってしまったので起きるのが億劫だった。しかし愛する人が隙間から手を差し伸べてきたので、胸が高鳴り、ドアを開こうとしました。その私の手から香水が滴り落ちました。いい香りは愛する人を迎えるのにぴったり…ところがドアを開けてみると愛する人は帰ってしまった後でした。私は心臓が止まる思いでした。外に飛び出して捜しましたが、見つかりません。夜警の人につかまって散々たたかれ、城壁の見張りの人にはベールをはぎとられました。エルサレムのむすめたち、私の愛する人を見かけたら私があなたのことで恋煩いしていることを伝えてくださいな。
おとめたちの歌
9:あなたの恋人はそんなにいい人なの。あなたみたいに美しい女性にこんなに好かれるとは
おとめの歌
私の愛する人は陽焼けしてハンサムでどの男性より素敵です。頭、髪、目、頬、唇、手、胸、脚もすべて素敵です。言葉もうっとりするほどです。エルサレムの娘たち、これが私の慕う人です。

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