イザヤ書7章 誕生の預言


「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」イザヤ書7:14

くぅ~ママのちょっと一言
イザヤの息子シェアル・ヤシュブは「残りの者が帰ってくる」と言う意味があります。その息子を連れてアハズ王に神を信じるように神の言葉を伝えに行きます。神は熱意を持ってアハズ王に改心を求められたのでしょう。アハズ王は謙虚を装って偽善的な態度で神の求めを拒否します。ユダは滅亡の道をまっしぐらに突き進みます。
日本が戦争に突き進んでいった歴史を見ても、いくつかのターンニングポイントがあったことでしょう。しかし踏みとどまれませんでした。二度と誤りの歴史を歩まないように、神のみ声を聞きたいのです。
神が与えてくださったしるしはイエスキリストの処女降誕の預言とされている個所です。

聖書要約
ウジヤ王の孫のアハズ王がユダを治めている時、アラムの王とイスラエルの王が同盟を組んでユダを攻めくるという情報がユダに伝わると、王も民も震えあがりました。
その時神はイザヤに息子のシェアル・ヤシュブと共にアハズ王に会いに行って、次の言葉を伝えるようにお命じになりました。それは「心配するな。落ち着いて静かにしていなさい。攻めてきても彼らの手には落ちない。信じればあなた方は守られる」と。また神はアハズに向かって「あなたが信じるためのしるしを私に求めなさい」と言われたのです。しかしアハズは「とんでもない。そんなことであなたの手を御煩わせすることはできません」と返事をしたのです。イザヤはそれを聞き、「あなたは私たちにもどかしい思いをさせるだけではなく、神にももどかしい思いをさせるのか。神自らあなたにしるしをお与えになる。「見よ。おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」と。その子が乳離れする頃にはアラムとイスラエルはアッシリアに滅ぼされる。
大いなる荒廃
その日が来れば神はエジプトとアッシリアに合図され、彼らはハエやハチのようにユダを襲うでしょう。彼らは神の手に握られたカミソリのように、略奪します。牛1頭、羊2頭残ればいい方です。生き残った人々は凝乳とはちみつを食料とするほど困窮します。見事な収穫を挙げたブドウ園はいばらに覆われ、誰も寄り付かなくなります。