イザヤ書8章 畏るべきは主


万軍の主、主を聖なる者とせよ。主こそ、あなたがたの恐れ。」イザヤ書8:13

くぅ~ママのちょっと一言
イザヤは「神はご自分の民を救う」と言う意味。イザヤの二人の子どもの内、シャアル・ヤシュブは「残りの者は帰ってくる」の意味。そしてマヘル・シャラル・ハシュ・バズは「分捕りは早く、略奪は速やかに来る」の意味です。神はイザヤの家族の名前と通して預言されたのです。しかし民は耳を貸しませんでした。神を畏れず、迫りくる敵国を恐れたのでした。神がお造りになった者を恐れることはないのです。神を畏れることで、神が造られたものへの恐れは消え去ります。

聖書要約
速やかな略奪
主は私に言われました。「大きな板に誰でも分かるように、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ(分捕りは早く、略奪は速やかに来る)と書きなさい」と。子どもが生まれる前にこのことを書いたということを証言してもらうために、私は祭司ウリヤとゼカリヤに証人になってもらいました。やがて妻は身ごもり、男の子を産みました。その時神の声がして、「この子が『お父さん』とか『お母さん』と言うようになるまでにダマスコ(シリヤ)とサマリヤ(イスラエル)がアッシリヤに滅ぼされ捕虜となる」と預言されたのです。
神のみを畏れよ
神はさらに続けられました。「この民は緩やかなシロの水、すなわち神の恵みに見向きもせず、周りの諸国に頼ろうとばかりする。だから、ユーフラテス川の激流、すなわちアッシリヤ大軍の攻撃がインマヌエルの民にまで及ぶのです。
主は私を捉えて語調強く言われたのです。どんな同盟も結んではならない。あなたたちが畏れるべき方は万軍の主のみ。神殿があるから安全などとは考えてはいけない。多くの者が主に頼らなかったために捕えられることになる」と。
主を待ち望む
私は弟子たちと共にこのことを書きとどめ、後に主を信じる者のために封をしておこうと考えました。主は今はみ顔を隠しておられますが、主の御助けを信じて、ひたすら待ち望みます。私と私の子らは主が与えてくださったイスラエルのしるしそのものです。これほどの神のしるしが与えられているのに、なぜ民たちは口寄せや霊媒に頼るのですか。生きている者が死んだ者に聞いてもしかたないでしょう。神は魔術師と神とどちらが真かと言われます。主に信頼しなかったので、この民は飢えて、苦しみ王と神をのろうでしょう。
ダビデの位
この後、ゼブルンとナフタリは神の裁きを受けますが、ヨルダンの東の地とガリラヤは眩しいほどの神の栄光をうけるでしょう。