イザヤ書41章 決して見捨てない

「あなたはわたしの僕、わたしはあなたを選び、決して見捨てない」イザヤ書41:9

くぅ~ママのちょっと一言
歴史の支配者なる神はペルシャのクロス王を用いて、偶像の神々の国を滅ぼし、聖なる民をエルサレムに帰還させられます。諸国と同盟を結んでも、偶像の神々を作るのに精を出しても、神の前にはひとたまりもありません。イスラエルの民が神に守られた理由が書かれています。「あなたたちは私が選んだ民、私はあなたたちを選んで、私のものとしたので、どんなことがあっても見捨てません。」と。クリスチャンも神様が選んでくださった聖なる民です。私たちが特別にいい人であったわけではなく、ただ神が選んでくださったのです。その神の愛を深く心に刻みたいと思います。

聖書要約
諸国民の審判
海の向こうの国々よ、私のもとにきて静まりなさい。そして自分たちの考えを語りなさい。あなたたちのために法廷が開かれているのです。
東から来た者に行く先々で勝利を得させたのは誰なのか。彼らを安全に勝利に導いたのは誰なのか。それは神である私です。海の向こうの国々は恐れて同盟を組んで戦争の準備をします。また新しい偶像を作るのに駆けずり回ります。しかしイスラエルの民は違います。あなたたちは私が選んだ民、私の愛するアブラハムの子孫、私はあなたたちを選んで、私のものとしたので、どんなことがあっても見捨てません。畏れてはいけません。私はあなたたちの神、あなたたちを力づけ、助け、右の手でしっかりと支えます。あなたたちの敵は無残にも全滅します。こうして神の喜びがあなたたちの心を満たし、イスラエルの神を誇るようになります。
苦しむ人、貧しい人が私の名を呼んで求めてくるものを私は与えます。
(バビロンから帰還する時に通るシリアの砂漠にあっても)砂漠に池を作り、泉や川が流れだし、不毛の地に木々を茂らせます。誰もがこの奇跡を見て、これをしたのは聖きイスラエルの神と認めるでしょう。
あなたたちの偶像の神がこのようなことができるでしょうか。将来起こることを告げることが出来ますか。良くであっても悪くであってもいいから奇跡を見せてもらいたいものです。でもそんなことはで来るはずがありません。あなたたちの神は忌むべきものです。
私は東から来たから人(ペルシャのクロス王)を送って諸国に戦いを挑みます。私が力を与えるので、陶器師が粘土を踏みつぶすように彼らを踏みにじります。誰がこのことを預言出来るでしょうか。エルサレムに預言されていたことが現実に起こる。さあ、目を上げなさい。助けはそこまで来ています。何一つ反論しなかった偶像の神は何と頼りにならないことでしょう。