イザヤ書55章 祝福に代えられる


「茨の代わりに、もみの木が生え、おどろの代わりにミルトスが生える。」イザヤ書55:13

くぅ~マのちょっと一言
第2イザヤの終局です。神からの招きと、神が与えてくださる永遠の契約、そしてそれらが如何に素晴らしいものかが書かれています。神の言葉はいばらとおどろを、糸杉とミルトスに変える力があります。それは神の裁きの悲惨な状態が、神の祝福の素晴らしさに変ることを表しています。「主を求めよ。尋ねることが出来る間に、主が近くにいてくださる間に。」この言葉に聞き従いたいと思います。

聖書要約
御言葉の力
乾いている人は私の所に来なさい。銀がない人も来なさい。代価を支払うことなく、自由に食べたり飲んだりしなさい。なぜ力にならないような食料のために銀を払うのですか。私の言うことを聞けば、最上の物を食べ、魂まで豊かになります。
私の所に来て、魂に命を与える言葉を聞きなさい。私はあなたたちと永遠の契約を結び、ダビデを愛したように、あなた方を永遠に愛します。かつて私は諸国に神の力を示すために神の証人を立てました。だからあなた方が今諸国に命じるだけであなたの元に馳せ参じて仕えます。それはあなたたちの功績ではなく、私の力ゆえです。
尋ねることが出来る間に神を求めなさい。神が近くにいてくださる内に。悪を離れて立ち返るなら、神は憐れみ、赦し、豊かに祝してくださいます。
私の思いと私の道はあなた方の思いと道よりはるかに高い。天から雨が降って地を潤して、穀物が成長します。農夫には種を、空腹の者には食物を与えるように、神の言葉も送られた先々を豊かにします。あなたがたに喜びと平和が与えられます。山も木々も歓声をあげます。いばらとおどろが生えていたところに糸杉とミルトスが芽を出します。この奇跡は神の栄光を表し、とこしえに神の力と愛のしるしとなります。