エレミヤ書17章 水路のほとり


「その人は、水のほとりに植えられた木。流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、実を結ぶことをやめない。」エレミヤ書17:8

くぅ~ママのちょっと一言
詩篇1編にも「主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び、葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす」とあります。自分の力で、計算して、必死で得た富と、神が与えてくださる富は違います。神が与えてくださるものは水路に植えられた木のように豊かな水分をいつも吸収することが出来るので枯れる心配がないのです。それは神のおきてを守ることで、神が与えてくださるのです。

聖書要約
ユダの罪と罰
ユダの罪は鉄の筆で書いたもののように消すことができない。その罪は子孫にも覚えられ、いたるところで偶像を拝みます。だからあなたたちの財産は他の国の人に奪われます。そしてあなた方は他国に連れされます。
主に信頼する人
さらに主は言われます。自分を頼りとして神を忘れるような者は呪われます。荒野の木のように草木は生えず、将来の希望がありません。しかし神を頼りとする者は水辺に植えられた木のように、暑さにもしおれず、いつも青々と茂り、実を結びます。
人間の心を知りつくす神
人間の心はどんなものより理解しがたく病んでいます。その悪質な様子は人には見えませんが、神はご存知です。そしてその悪に応じて主は報いを与えられます。不正を働く者は人生の半ばで富を失い、神からも見捨てられます。イスラエルの希望である主よ、あなたを離れ、捨てる者は神から忘れさられます。
エレミヤの嘆き
神が癒してくださり、救って下さるのはあなただけです。人々は私にあざけりの言葉を浴びせます。「お前の預言はいつ実現するのだ」と。しかし私はその預言の災いが起こりますようにと祈ったことはありません。あなたが語るように言われたことだけを語ったのです。私を迫害する者を恐れさせてください。
安息日の厳守
神は私に言われました「ユダの人々に安息日には荷を運んだり、仕事をせずに、その日を主に捧げなさい。と言いなさい。あなた方の先祖にも命じたが、彼らは強情で従おうとしなかった。しかしあなた方が安息日を守るなら、あなたたちに繁栄を与えよう。しかし私の言ういことを聞かず、安息日を他の日と同じように過ごすなら、私はエルサレムの門に火をつける。その火は消えることがない。」と。