エレミヤ書22章 信仰深き人


「彼は貧しい人、乏しい人の訴えを聞き、そのころ、人々は幸いであった」エレミヤ書22:16

くぅ~ママのちょっと一言
ユダの王に対する神の言葉です。神が愛したダビデとその王朝は400年以上続きましたが、ついに途絶えることになります。ヨシア王は宗教改革をし、質素で信仰深く生きた王でした。神はこのような生きることが、神を畏れる生き方だと語られました。神への信仰と、共に生きる者を愛することは同時的です。隣人を愛するという行為の伴わない信仰はなく、信仰があれば、隣人を愛することが可能なのです。

聖書要約
ユダの王に対する言葉
ユダの王とその家来に伝えるようにと神の言葉がエレミヤに告げられました。公平で正しいことを行い、外国人や孤児、未亡人を守り、無実の者を殺すな。これを熱心に行うならダビデの王座は続き民は栄える。しかしこの警告を聞かないなら豊作の地ギルアデや緑したたるレバノンの森のようなこの宮を荒地とする。私は破壊者に町を攻めさせる。多くの者が通りかかって「なぜ神は大いなる都をこのようにされたのか」と聞くならば「彼らが神との契約を捨てて他の神々に仕えたから」と答えるであろう。
死んだ王を嘆くな。むしろ捕囚となる王のために泣け。彼は二度と祖国の地を踏むことはない。自分の宮殿を建てるために同胞を強制労働につかせ、荘厳な宮殿を建てようとした。建物が王の立派さを表すわけではない。あなたの父ヨシアは質素な生活をし、貧しい人の訴えを聞いた。その頃人々は幸いだった。このように生きる人が神と共に生きることである。ヨシアの子であるヨヤキムおまえが死んでも、その死を悼む者はいない。お前は栄えていたころ神の言葉など聞きたくないと言った。幼いころから神に従ったことなどない。お前の悪のゆえに苦しみを受ける。ヨヤキムの子のコニヤも私の指から抜き取る。すなわちもはや私の者ではない。あなたはバビロンのネブカドレツァルの手に渡される。そこであなたは死ぬ。あなたの子どもはあなたの王位を継ぐことはない。