エレミヤ書33章 満天の星のように


「天の万象は数えきれず、海の砂は量れない。そのようにわたしは、わたしのしもべダビデの子孫と、わたしに仕えるレビ人を増やす。」エレミヤ書33:22

くぅ~ママのちょっと一言
15節の正義の若枝とはダビデの子孫として生まれるキリストイエスを指します。神はイスラエルを必ず回復させ、その罪を清め、赦すことのできる新しい契約であるイエスキリストをすでに備えてくださっているのです。空の星、浜辺の砂の数ほどの繁栄はアブラハムに交わされた旧の契約の言葉を思い出します。神はアブラハムとの約束を守られたように、新約に生きる私たちにも約束とおり、信仰によって罪が赦されるイエスキリストの道を備えてくださっているのです。そして神を呼び求める者に、神は不思議なみ業をもって答えてくださいます。

聖書要約
エルサレムの回復
エレミヤが獄中にいる時に再び神の言葉がエレミヤに臨みました。主と言う名の天地を造られた神は次のように言われます。「私を呼びなさい。私はあなた方に答え、信じられないような不思議なことをあなたに教える。あなた方は敵に対抗するために宮殿や家屋をつぶして城壁の補強をしたとしても、バビロンの軍は侵入してくる。神である私がそう決めたからだ。それはあなた方の罪のためである。しかし私はこの都に癒しと回復をもたらして、本当の平和を与える。財産を元通りにする。そしてあなた方の罪を清め、赦す。この町に私が与えた恵みを見て周りの諸国の人々は畏れおののく」と。
神はさらに言われます。「廃墟になったこの広場に喜び祝う歌声が聞こえ、感謝の捧げものを携えて神殿に来る者が「万軍の主をほめたたえよ。主は恵み深く、そのいつくしみはとこしえに」と歌う。町々で羊飼いが羊を世話する。
その時私はダビデのために若枝を生えさせる。すなわちダビデの子孫を王とし、都に平安を与える。王は「主は我らの救い」と呼ばれる」と。
神はエレミヤに「私が取り決めた通り、夜と昼がきちんと訪れるように、私の約束は破られることはない。星が数え切れず、浜辺の砂が量りきれないように、わたしのしもべダビデの子孫を増やす。彼らの繁栄を回復し、彼らを憐れむ。」と言われました。