詩編103篇 鷲のような力

「あなたの一生を　良いもので満ち足らせる。　あなたの若さは　鷲のように新しくなる。」詩篇103：5

くぅ～ママのちょっと一言
詩篇103編は詩篇150編の中でももっとも麗しい詩と言われているのだそうです。
大きく3部構成になっています。5節までは過去に対する感謝と未来に対する期待。18節までは神のすばらしい恵みの御業が神を畏れる者の上に注がれること。最後までは神のゆるぎない主権と統治の宣言、そしてその神に対する被造物の讃美。
2節の「わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない」
5節の「長らえる限り良いものに満ち足らせ 鷲のような若さを新たにしてくださる」
これらは生きる力を沸きあがらせるみ言葉でないでしょうか。

聖書要約
私は心から神を称えます。神が今までして下さったことを決して忘れません。神は私の罪を赦し、病を癒し、命を贖ってくださいました。私の一生は祝福され、鷲のような力強い若さを日々新たにしてくださいます。神は不当に扱われている人を公平に裁いてくださいます。神はモーセやイスラエルの民に神ご自身を示され、これから何を行おうとしているのかを知らされました。
神は恵みと愛に満ち、忍耐強く、怒り続けられる事はありません。罪の深さによって罰を下されることもないのです。神を畏れる者を無尽蔵に慈しみ、私たちの罪を地平線かなたに遠ざけてくださいます。父が子を憐れむように、神は神を畏れる者を憐れんでくださいます。神は私たちが土くれに過ぎず、草花のようにはかなく、風が吹けば消えてしまうような存在であることをご存知です。しかし神を畏れ、神の道を歩む者には神の慈しみが子々孫々にまで及びます。神は天に御座を据えて、全てのものを支配しておられます。神のみ側で忠実に仕える天使達よ、神を褒め称えなさい。神がお造りになったすべてのものが讃美しますように。私も心の底から神を讃美します。