詩編102篇 賛美するために生まれた
「このことが 後の世代のために書き記され 新しく造られる民が主を賛美しますように。」詩篇102:18
くぅ~ママのちょっと一言
心も体も苦悩に満ちた詩人。神に見捨てられたとまで言い切った詩人ですが、それでも神を讃美し、神の祝福を信じて歌っています。
「主を讃美する為に民は創造された」という言葉が心に残ります。喜びの時、順調に事が運んでいるときはもちろん、悲しみや苦しみ、思い通りにならないときにも声高らかに讃美したいと思います。私たちは讃美をする為に造られたと聖書に書かれているのですから。
聖書要約
悩みに打ちひしがれている人の祈り
主よ、私の祈りをお聞きください。 苦しみの時にこそ、すみやかに祈りに応えてください。私の日々は煙のよう、骨は炉のように焼かれます。肉体ばかりか心まで草のように踏みにじられてしまいました。食欲もなくうめき、体は骨と皮ばかりになりました。その姿は荒野のみみずく、廃墟のふくろう、屋根の上の一羽の雀のようです。
敵は来る日も来る日も私をのろいます。私はパンの代わりに灰を食べ、涙の混じった飲み物を飲みます。神は私を激しくお怒りになり、突き放されました。私の生涯は移ろう影のよう、枯れていく草のようです。しかし永遠の王である主の御名はいついつまでも語り継がれます。神はシオン、エルサレムを憐れんで助けてくださることを知っています。諸国の王は神の御前で畏れ震え上がるのです。神は苦悩している者の祈りをお聞きくださいます。
私は子孫の為に記録しておかなければならないことがあります。「主を讃美するために民は創造された」と。すなわち、神は大空から地上を見渡し、捕らわれた人、死に定められた人を解放してくださいました。その人たちがエルサレムに集まり、神を讃美するのです。その声は広がり、神に仕える為にすべての王も礼拝する為にやってくるのです。
神は私を人生半ばで倒れさせました。神がお造りになったものは滅びることがありますが、神ご自身は永久に不滅です。私の子孫も神の保護の下に命が受けがれていくことでしょう。