詩編143章 安らかな地


「あなたのいつくしみ深い霊が 平らな地に私を導いてくださいますように。」詩篇143:10

くぅ~ママのちょっと一言
詩人は苦しみの中で神に頼る自分を助けてくださいと祈ります。詩人の嘆きは「敵に追い詰められている」ことより、神との関係が絶たれたように感じていることにあるのです。ですから神との関係を確かめようと詩人は神に呼び求めているのです。
神様は目で見えません。心の目で見なくてはいけません。心の目は肉体の目と違って、時々曇ることもあれば、焦点が合わなくなることもあります。それでも平気で生きていくこともできるのです。 しかし心の目は大切です。神様の姿をいつでもしっかりと見ることができるように、曇りを除き、焦点が合わせておかなければならないのです。

聖書要約
主よ、私の祈りに耳を傾けてください。あなたの真実を持って答えてください。完全なあなたによって裁きを受けて、正しいと認められる者は命ある者の中にはいません。
私は敵に追い詰められ、闇に閉じ込められ、恐怖に身震いしています。
このような中でも私は昔、神様が素晴らしい奇跡の数々を行われたことを思い出しています。そして乾ききった大地が雨を慕うように私は両手を広げてあなたに祈ります。どうか私の祈りにお答えください。私の悩みはますます深刻になり、死んでしまうほどです。どうか見放さないでください。あなたに信頼する私に行くべき道をお教えください。私の魂はあなたに憧れているのです。私はあなたの胸に飛び込みますから、あなたの御心に沿った生き方をお教えください。主よ、どうか私の命を救い、敵を絶やしてください。私の魂を苦しめる者を根絶やしにしてください。私はあなたのしもべなのですから。