詩編147編 偉大なる恵み


「神は濃いで天をおおい 地のために雨を備え また 山々に草を生えさせ」詩篇147:8

くぅ~ママのちょっと一言
ハレルヤ歌集の第2の歌です。神がイスラエルを再建されたことをたたえています。捕囚とはバビロン捕囚を指します。ペルシャのクロス王によってエルサレムに帰還するのですが、誰がそのようなことが起こると想像したでしょう。これが神のみ業に他ならないとことは帰還を果たしたイスラエルの民が一番感じたことでしょう。野獣やカラスに食べ物を与え、暖かい春をもたらせて下さる神を褒め称えようと詩人は詠います。神は神を畏れる者に恵みを与えてくださるのです。

聖書要約
ハレルヤ!神を褒め称えましょう。神を賛美することはいかに喜ばしく、美しく、快いことでしょう。神はエルサレムの町を再建し、捕囚の民として連れ去られた人々を返してくださり、傷ついた心に回復を与えてくださいました。神は星の数を数え、その一つ一つを名前で呼んでくださいます。神は偉大な方、その英知は測り知れません。神は謙遜な人を支えられますが、神に逆らう者を倒されます。竪琴の音に合わせて賛美しましょう。神は夕立を降らせ、青草を生えさせ、野の獣を養われます。カラスが鳴けば食べ物をお与えになります。どんなに勇ましい馬より、どんなに足の速い者より、神を畏れる者を御喜びになられます。エルサレムよ、神を褒め称えなさい。神は城門を堅固にし、守りを固め、我々のこどもを祝福されたのです。神は平和を与え、最良の小麦で倉を満たしてくださいます。神のご命令は全世界に行き渡ります。神は雪や霜、雹を地面に投げつけられますが、神が春を呼ぶと暖かい風が吹き始めるのです。神はイスラエルにだけ掟と裁きを与えられました。ハレルヤ、神をたためましょう。

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