ヨエル書4章 強くしてくださる主


「お前たちの鋤を剣に、鎌を槍に打ち直せ」ヨエル書4:10

くぅ~ママのちょっと一言
2節にヨシャファトの谷とありますが、ヨシャファトには「主は裁きたもう」の意味があるとのことです。神の民に対して、近隣諸国の犯した罪はあまりにもひどいものでした。それに対して神は裁くと言われます。神は弱い者を強くしてくださいます。鋤を剣に変え、鎌をやりに変えてくださいます。そして何よりも神が戦って下さるのです。そして神の民に平和を与えてくださるのです。神が戦って下さるので、私たちは心配したり、恐れたりすることはありません。

聖書要約
諸国民の裁き
ユダとエルサレムの繁栄を回復させるその日に、私(神)は世界の軍隊をヨシャファトに集めて罰します。神の民を諸国に散らして、神からの相続の土地を売り、民を奴隷として売り飛ばしたからです。若い女性は遊女に、幼い子は酒代の足しにしました。ティルスとシドン、そしてペリシテよ、私に復讐しようとするのですか。そうなれば私があなた方に報復するでしょう。あなた方は私の金銀を奪って異教の神殿に持ち運び、ユダとエルサレムの民をギリシャに売ってしまいました。私はそこから彼らを回復させ、逆にあなた方に復讐します。ユダの人々が彼らをシェバ人に売ると神は言われます。
この事を諸国の民に告げて、戦争の準備をしなさい。勇士を奮い立たせ、鋤を剣に、鎌をやり打ち直して、弱い者を強くしてください。諸国の民が奮い立ってヨシャファトにやってきた時、神はそこで判決を言い渡されます。
彼らの悪は満ち、運命の判決が下るのを待っているかのようです。主の日が近づくと、太陽も月も暗くなり、星の輝きもなくなります。
ユダの救い
神がエルサレムの神殿からひと声叫ぶと、地と空は震えだします。しかしイスラエルの民にとっては神は逃れの場、力です。神は彼らに言われいます「あなた方は聖なるシオンの山で、私が主であることを知るようになります。エルサレムは永遠に私のもので、もう他の外国の軍隊が攻めよせることはありません。山々からぶどう酒が滴り落ち、丘には乳が流れ、水があふれ、泉が湧きあがります。しかしエジプトとエドムは滅ぼされます。ユダに暴力的だったからです。ユダは栄え、エルサレムは世々に繁栄します。しかし民を圧迫した者たちは殺されます。私の家は民と共にエルサレムにあります。