アモス書2章 罪ゆえに赦さない


イスラエルの三つの背き、四つの背きのゆえに、わたしは彼らを顧みない。」アモス書2:6

くぅ~ママのちょっと一言
近隣諸国の裁きを述べたアモスは最後にイスラエルの罪を指摘しました。中でもイスラエルの罪が一番厳しく指摘されています。もともとイスラエルは選ばれた民であり、イスラエルから神の恵みのみ業が世界に示されるはずでした。その役目を忘れた罪は大きいと言わざるをえません。クリスチャンとして主に召された者も神の恵みに感謝し、召されたそれぞれの目的を見いだして歩む者でありたいです。

聖書要約
主がお語りになります。アンモンは繰り返し罪を犯したので、私はこれ以上刑罰を下すのを容赦しません。彼らは敵を追及し、エドムの王の墓まで暴いて死者を冒涜したからです。
主がお語りになります。ユダは繰り返し罪を犯したので、私はこれ以上刑罰を下すのを容赦しません。彼らは私の掟に従おうとはしなかったからです。
主がお語りになります。イスラエルは繰り返し罪を犯したので、私はこれ以上刑罰を下すのを容赦しません。彼らは賄賂をとって裁きを曲げ、貧しい人を地面に踏みつけました。また間違った宗教行為により、私の聖なるみ名を汚しました。私が彼らにしてやったことを思い出してみなさい。奴隷の地エジプトから連れ出して、荒野を40年間導き巨人のようなエモリ人を滅ぼし、彼らの土地を与えました。またあなた方の息子の中からナジル人や預言者を選んだのに、彼らはナジル人に飲んではいけないお酒を飲ませ、預言者の言葉を聞こうとしませんでした。だから私はあなた方に満載に麦の束を積んだ荷車がきしむように、あなた方に重荷を負わせるでしょう。その日にはどんなに勇敢な者でも武器を捨てて命からがら逃げのびるでしょう。