アモス書3章 主の選び


「わたしは、地のすべての種族の中から、あなたがただけを選び出した。」アモス書3:2

くぅ~ママのちょっと一言
アモスはなぜ預言者が神の言葉を語るのかを民に説きます。またイスラエルが裁かれる理由を敵国(アシュッドドとエジプト)に証人として見るように言います。このようなことを通して、イスラエルが裁かれることが確実であるとアモスは語ったのです。優雅に暮らすイスラエルの人々にそのことを知らせることがアモスが神に選ばれた使命でした。そもそもイスラエルが神に選ばれたのはイスラエルを通して人類の救いをもたらすという神のご計画があったからです。人にはそれぞれ神が与えてくださった使命があります。命の主に心を向けることによってその使命を受け取り、その使命を全うすることが人生なのだと思います。

聖書要約
神の選び
イスラエルの人々よ、神の言葉を聞きなさい。「私は世界の中からあなた方を選んだ。それだけにあなた方の罪を罰しないわけにはいかない。」
神が語られる
獲物を見て獅子が吠えるように、まかれた餌を見て鳥が下に降りてくるように、町に災いが起こったので人々が恐れおののくように、神が語られるので預言者は語るのです。
サマリアの滅亡
神は言われます。「アシュドドとエジプトに向かって預言しなさい。サマリヤの山から神の民であるイスラエルがどんなに罪を犯しているかを見るようにと。宮殿は奪ったものでいっぱいだ。だから敵が襲って宮殿も城壁も破壊される。」と。また神は言われます「羊飼いが獅子に食べられた羊を何とか二本の足だけでも、片耳だけでも取り戻すように、イスラエルの人も一部は助け出される。どんなに今は優雅に過ごしていてもそのようになる。」万軍の主が言われる。「罪を犯したイスラエルが罰せられるその日、ベテルの偶像の祭壇は取り壊される。金持ちの夏の別荘も、冬の別荘も象牙の宮殿も破壊される」と。