ヨナ書4章 全人類の救い


「ましてわたしは、この大きな都ニネベを惜しまないでいられるだろうか。」ヨナ書4:11

くぅ~ママのちょっと一言
神はニネベの町を滅ぼすことを止められました。罰を免れた40日後ニネベについては何も書かれていません。しかしヨナは自分が嘘をついたと糾弾されることを恐れたのでしょうか。それとも敵国を助けられた主神に対する不満があったのでしょうか。
私たちは自分の立場がどうなるかを大変気にします。ヨナもそうであったでしょう。ヨナの間違いから私が学ぶことは、私たちは自分の立場ではなく、神のみ心に私の心を合わせることです。主が喜ばれることを喜び、主が悲しまれることを悲しむ。自分の立場がどうであれ、そのように思える生き方がしたいです。

聖書要約
この神さまの計画変更にヨナは腹を立て、神に文句を言います。「神さまがこのように赦されることを私は分かっていました。だからここに来たくなかったんです。私の言ったことが嘘になりました。私の命を取ってください。死んだ方がましです」と。神はヨナに言われました。「あなたが怒るのは正しいことか」と。ヨナは都の東の方に小屋を作って腰をおろしました。40日後に都がどうなるか見届けようと思ったのです。神は日差しからヨナを守るためにトウゴマの木を伸びさせ、ヨナの頭上に日陰を作られました。ヨナの不満は消えました。ところが翌日、虫に命じてトウゴマの木を枯らしてしまわれたのです。それに主は熱風を吹き付けられました。ヨナは「生きているより死んだ方がましです」と叫びました。神はトウゴマが枯れて怒るヨナに言います「あなたは労せずに生じた1本のトウゴマの木さえ惜しいと思っている。どうして私がこのニネベの人々を惜しまずにおれようか。そこには12万人以上の善悪を知らない人々がいるのだから。」と。

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