ミカ書1章 神の審判の預言


「すべての民族よ、聞け。地とそこに満ちているものたちよ、を傾けよ。」ミカ書1:2

くぅ~ママのちょっと一言
ミカはペリシテとの国境近くの小さな町モレシェトの農民でしたが、主の言葉が彼に臨み、エルサレムとサマリヤに対して預言をします。イザヤ、アモス、ホセアの後、預言者として活動します。1章は主の荘厳な呼びかけから始まります。10節からは語呂合わせの文章で町の崩壊の様子を現わしています。ミカは農民でしたが、主の言葉を頂いて大胆に、教養豊かに語ります。主が語らせてくださるからでしょう。それはエルサレムとサマリヤには命に関わる大切なことでした。私たちも主の言葉を頂いて命に関わる大切な言葉を語らなければならないのだと思います。

聖書要約
ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代にモレシェトに住むミカに主はお語りになりました。それは北王国イスラエルの首都サマリヤと南王国ユダの首都エルサレムについて幻によって示されたのです。
グッド神の審判
全世界の人々よ、聞きなさい。聖なる神殿に住んでおられる神である主があなたがたを告発された。主は王座を離れ地上においでになる。山々は溶け、平地は裂ける。これらのことが起こるのは、積もり積もったサマリヤとエルサレムで行われている偶像礼拝の罪ゆえである。だからサマリヤの町は完全に破壊され、ぶどう畑となる。ユダの城壁も壊され、偶像は粉々にされ、跡形もなく焼かれる。
私は山犬の遠吠えのように嘆き、ダチョウのように苦痛と屈辱をかみしめながら裸ではだしで歩こう。民の傷は癒し難いからだ。
ガトは(ペリシテの攻撃を)告げてはいけない。激しく泣いてはいけない。ベトレアフラは悲しみのあまり転びまわれ。シャフィルは美しい町どころか、立ちあがって身ぐるみはがされて歩くのだ。ツァナンは裸で恥じて出て行った。ベト・エツェルの悲しみはユダの立場を奪い取る。マロトは幸せを待っていたが災いがやってきて、平和の町エルサレムまで災いがやってきた。ラキシュは早馬で逃げよ。あなたたちを通してエジプトの異教の祭儀がエルサレムに持ち込まれたのだから。モレシュト・ガトに言い渡せ、もう救われる望みはないと。アクジブはできもしない援助を約束してイスラエルの王を欺いた。マレシャはあなたたちは征服者の手に落ちて、敵はイスラエルの誉れであるアドラムまで侵入する。奴隷として遠くに連れて行かれる子どもたちのために嘆き悲しむがいい。