ミカ書2章 主がその先頭に立たれる


「彼らの王が彼らの前を、が彼らの先頭を進む。」ミカ書2:13

くぅ~ママのちょっと一言
当時のユダは非常に繁栄していました。しかし貧富の差が拡大して、富める者が貧しい者から搾取することが横行していました。その罪をミカは手厳しく指摘します。それは悔い改めさせることが目的でした。そして捕囚の民となっても決して見捨てず、連れ戻して下さることを預言します。そればかりか死をも打ち破られた勝利の主、私たちの救い主なる主がそれをしてくださると預言しています。すなわちキリストイエスによる救いを神は計画され、主イエスの誕生として実行に移され、その恵みに現代の私たちもあずかることが出来るのです。なんという喜びでしょうか

聖書要約
夜中に悪巧みを考え、夜明けと共に権力と財力に物を言わせて、人の土地や家を取り上げる者たちに主は「あなた方の悪には、悪を持って報いる」と言われます。主が見放したら、あなた方は威張って歩くことはできません。人々は「私は主に裁かれた。主は我々が搾取したと地を他の人々に分け与えられる」とあなた方の状況を歌にしてあざけります。カナン征服の時にくじで土地を分け、領分を縄で囲いましたが、このようなことが出来る人は一人もいなくなります。それどころか土地が奪われ、捕囚の民として遠くに連れ去られるのです。
グッドユダの混乱
ところが人々は「そんなことが起こるはずがない」「主はそんなに気が短い方だろうか」と言います。主の脅しの言葉はあなた方が正しい道に立ち返るためのものなのです。しかしあなた方は主の民であったはずなのに、主に反抗し、安心して歩いている者の上着をはぎ取り、未亡人の家を取り上げ、幼子からは神から与えられた権利まで奪い取るのです。とっとと出て生きなさい。もうこの地はあなた方のものではありません。濃い酒を飲みながら預言する者は偽りの預言者です。
グッド復興の預言
イスラエルの民よ、私は残りの者を集め、羊のように囲いに入れ、牧場に導きます。彼らは喜びの声を上げるでしょう。打ち破る者があなた方を連れさられたと地から導き出し、この地に連れ戻します。あなた方に先だって行かれるのは主なる神です。