ミカ書3章 主は御顔を隠される


「そのとき、主は彼らから顔をされる。彼らの行いが悪いからだ。」ミカ書3:4

くぅ~ママのちょっと一言
イスラエルの指導者たちは律法に従って公平に政治や祭儀を行わなければなりませんでした。しかし彼らの価値は善と悪が逆転していました。ミカは恐れず大胆に指導者たちの罪を指摘し、エルサレムの滅亡を預言します。指導的な立場に立った時、人は自分の都合よく物事を運ぼうとしがちですし、弱い立場の人を思いやることが出来なくなりがちです。しかし主イエスは弟子たちの足を洗われたように、指導的な立場に立つ人は、人に仕えることを考える人にならなければならないのです。

聖書要約
グッド指導者たちの罪
イスラエルの指導者たちよ、聞きなさい。正義を愛するべきあなたたちが善を憎み、悪を愛し、民を食い物にし、それでいて、困難に直面すると、神に助けを求めるのです。神はそっぽを向いておられます。
偽預言者たちよ、あなたたちは食べ物をくれる人には平和を預言し、何もくれない人を脅します。主はあなたたちを闇で覆い、なにも答えられないでしょう。そのようになって初めて自分たちが預言したことが神から出たことでないことを認めるのです。私は聖霊に満たされて、あなたたちの罪を主が罰せられることを恐れず預言します。
流血と不正を持ってエルサレムに悪をはびこらせている指導者たち、指導者たちは賄賂をとって裁判をし、祭司は代価を取って教え、預言者は金によって預言を告げます。そして「我々には主がついておられる。災いが及ぶことはない」と言うのです。あなた方の罪のためにエルサレムは畑のようになり、瓦礫の山となります。神殿が建てられた山も雑草が生い茂ります。