ゼパニヤ書1章 彼らを救いだすことができるものは


「彼らの銀も、彼らの金も、の激しい怒りの日に彼らを救い出せない。」ゼパニヤ書1:18

くぅ~ママのちょっと一言
ゼパニアはユダがバビロンに滅ぼされる数十年前に活動した預言者です。ゼパニアの預言でヨシア王は奮起して宗教改革を始めます。しかしそれは遅すぎたのでした。ゼパニアは主に日が近いことを預言します。主の裁きは金や銀を持っていても何の役にもたたないのです。「天国に宝を積む」という言葉がありますが、天国に蓄えられる宝はこの世の金や銀などの宝とは違います。悲しんでいる人の傍らに寄り添ったことや、困っている人に何か私に出来ることがあるだろうかと思い巡らすことや、時間をさいて、誰かのために何かをすることや、主に執り成しの祈りをささげることや、人を責めずに許すことや、また赦されたことに感謝すること…これらのことが天に蓄えることのできる宝ではないかと思うのです。

聖書要約
これはユダのヨシア王の治世に主からクシの子ゼパニアに示されたお告げです。ゼパニアはヒズキヤの4代目に当たります。
グッド主の怒りの日
主はお語りになります。私は地にあるものを一掃する。人も動物もだ。悪人やバアルの礼拝者を滅ぼす。彼らは屋上で月や星を拝み、モレクに礼拝を捧げている。そんな者たちや以前は私を礼拝していたのに今はしていない者や、私を愛そうとしない者を滅ぼす。静まってみ前に立て。主の日が近づいている。ユダの指導者たちや王たち、異邦人の服を着た人たちをすべて罰する。異教の習慣に従う者や盗みや人殺し、詐欺、暴力、悪徳で満たす者を罰する。警告の叫びが近づいてくる。エルサレムの住人よ、泣き叫べ。強欲な者たちは滅ぼされるのだ。
ともしびをかざして町の隅々まで罪人を捜す。彼らの財産は奪われ、家は荒らされ、新しい家に住むことが出来ず、植えたぶどう畑のぶどう酒を飲むこともできない。その恐るべき日は近いラッパが吹き鳴らされ、城壁が崩れる。あなたたちの血が振りまかれる。金も銀も救い出すことはできない。神はユダの全民をたちまちのうちに滅ぼされるからだ。