ハガイ書1章 神殿を廃虚のままにしておきながら


「「この宮が廃墟となっているのに、あなたがただけが板張りのに住む時だろうか。」」ハガイ書1:4

助産師永原のちょっと一言
ハガイはゼカリヤと同じ世代の預言者で、捕囚から帰ってきた民に神の言葉を伝え、神殿再建に着手します。聖書には「「板ではった家に住んでいてよいのか」と書かれていますが、それは神殿が廃墟のままなのにそんなに立派な家を建てて暮らしていていいのかということです。「なによりもまず神の国と神の義を求めなさい。そうすればこれらのものはみな加えて与えられる」とマタイ6:33にもあるように、生き方には優先順位があることを覚えたいと思います。

聖書要約
グッド神殿再建の呼びかけ
ダレイオス王の治世2年に主の言葉が預言者ハガイを通して、ユダの総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアに臨みました。「なぜ神殿を再建する時期ではないと民はいうのか」と。さらに主は「神殿が荒れ果てたままなのにあなたたちは贅沢な家に住んでいる。だからあなた方は種を蒔いても収穫がない。食べても満足せず、衣服を着ても温まらない。山に登り、木を切り、神殿を建てよ。それを私は喜ぶ。多くを望んでも少ししか得られないのは神殿が廃墟であることに心を痛めず、我が家を良くすることばかり考えているからだ」と主は言われるのです。ゼルバベルとヨシュア、及び残りの民たちはハガイの言葉を聞いて主を畏れ敬いました。主が共におられ、彼らの心を奮い立たせられたので、彼らは出て行き、万軍の主の神殿を建てる作業に取り掛かりました。