ハガイ書2章 銀は我が物、金も我が物


はわたしのもの。金もわたしのもの。──万軍ののことば──」ハガイ書2:8

助産師永原のちょっと一言
栄華を極めたソロモンの王が建てた神殿が破壊されたのがBC586年、ハガイの預言はその66年後のBC520年だったと言うことですので、幼心に前の神殿を覚えている者があったことでしょう。それに比べて捕囚から戻ってきた彼らにはそれほど立派な神殿を建てる力はありませんでした。しかし主は後の神殿の方が栄光に輝くと言われます。それは主キリストの栄光を言っているのです。また続いて聖なるものと汚れたものの例が書かれています。どちらにしても私たちが学ぶべきことは、形式ではなく、その中に秘められた信仰を主は見られると言うことではないかと思います。

聖書要約
グッド新しい神殿の栄光と祝福
工事開始の1カ月後に再び主の言葉がハガイに臨み、総督と大祭司と残りの者に告げるように言われました。「あなた方の中でソロンモンが建てた神殿を覚えている者があるだろう。それに比べると今はまるで無に等しいと思うかもしれないが、勇気を出して働きなさい。私があなた方と共にいますエジプトを脱出した時に私の霊はあなたたちに留まると約束した通りだ。だから恐れるな」と。また主はこう言われます「しばらくして私は大地を揺り動かします。全ての国が待ち望んでいるメシアがこの神殿を栄光で満たされる日が来る。その輝きは先の神殿に勝る。それに必要な金と銀は私が山ほど持っている。私はこの場所を平和で満たす」と。
ダレイオスの治世2年目にハガイに「祭司たちに次の事を尋ねよ」と主の言葉が臨みました。「神聖な者を運んでいる者の着物に触れた者は清くなるか」と。祭司は「否」と答えました。「死体に触れた者が何かに触れたらそれは汚れたものになるか」と。祭司は「汚れる」と答えました。ハガイは言いました。「あなた方の捧げものは皆汚れていた。主に立ち返ろうとしない状態で捧げてもそれは聖なるものとして受け入れられることはない。しかし神殿を立て始めた今は違う。主は多くの収穫を得る前から、収穫を約束し、祝福することを約束される」と。
グッド主の僕ゼルバベル
同じ日に別のお告げがありました。「総督ゼルバベルに伝えよ。『私は全地を揺り動かし、諸国を滅ぼす。その後お前を登用しよう。私が特別に選んだからだ』と。」