ゼカリヤ書1章 主に立ち帰れ


「…『万軍のはこう言われる。わたしに帰れ。──万軍ののことば──」ゼカリヤ書1:3

くぅ~ママのちょっと一言
ゼカリヤはハガイの2カ月後から預言を始めたとのこと。捕囚から帰ってきた人々に主に従って生きることや、神殿の再建について主が幻で示されたことを伝え、民を励まします。主が愛されたイスラエルを食い物にした諸国が裁かれる番です。その前にまず主が語られたことは「主に立ち帰れ」ということでした。それは自己中心な生き方ではなく、主に従う生き方をしなさいということでしょう。主が喜ばれる生き方がどのようなものであるかまず聖書から学ぶ必要があるのです。

聖書要約
ダレイオス王の治世2年に祭司のイドの孫である預言者ゼカリヤに主の言葉が臨みました。万軍の主は「私に立ち帰れ。あなた方の先祖は私の言葉に聞き従わなかった。あなたがたは悪を離れて主に立ち帰りなさい。先祖も預言者もとうの昔に死んだが、主の言葉は永遠に続く。主の言葉通り彼らは罰せられた。
グッド第1の幻
それから2カ月後に再び主から幻がゼカリヤに示されました。「私は川岸のミルトスの林の中で一人の人が赤い馬に乗っているのを見た。その後ろに赤、栗毛色、白い馬が続き、それぞれに人が乗っていた。一人のみ使いが立っていたので、私は「これは何か」と尋ねた。するとその人は「話してあげよう」と言った。「これらは主が世界を巡回するように遣わしたものだ」彼らはみ使いに言った。「世界中巡回したところどこもかしこも、繁栄と平和を楽しんでいます」と。これを聞いてみ使いは祈りました。「万軍の主よ、あなたの怒りは70年もの間ユダとイスラエルの上に続いています。どうか憐れみを施してください」と主はみ使いに答えられた。「ユダとイスラエルについて私は無関心でいるはずがない。私はほんの少し怒っただけなのに、諸国はそれに乗じて災いをもたらした。それに対して私は激しく怒っている。私は憐れみを持ってエルサレムに帰り、彼らを憐れみで満たそう。イスラエルは再び繁栄する。